
半導体不足や製造業の人手不足で電子部品の供給が逼迫するなか、JR7社は今後、在来線の電気設備の部品や材料の共通化を進めていくと発表しました。
JR各社は民営化以降、列車の走行頻度や外気温といったそれぞれの地域の特性に応じて、設備を導入するなどしてインフラを維持してきました。
しかし、鉄道の電気設備の部品や材料は需要が限られるうえ、近年の半導体不足や製造業の人手不足によって仕入れが難しくなっている状況だということです。
こうしたことからJR7社は今後、在来線の電気設備の部品や材料の共通化を進めていくと発表しました。
これまでは同じ機能を持つ部品でも各社で仕様が異なっているため、製造メーカー側に負担がかかっていましたが、共通化によって設計や製造の負担軽減につながるということです。また、災害などの緊急時に他社から部品を融通してもらうことができるといったメリットもあるといいます。
7種類の部品については、すでに共通化されていますが、ほかにも10種類の部品について検討を進めているということで、今後、JRとメーカー双方にメリットがあるものから順次拡大していく方針です。
JR各社が部品や材料の共通化に取り組むのは初めてで、「ほかの鉄道会社とも意見交換をして輪を広げていきたい」としています。
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