京都府南丹市で行方不明になっている小学6年生の男子児童の捜索が続いています。行方不明になった当日の朝、小学校で何が起きていたのか。手がかりは乏しいままですが、私たちの取材で当時の様子が明らかになってきました。
【写真を見る】「歩いて行っているなら会うはず」安達さんの通う小学校の児童の証言
水中ドローンも投入 池を捜索
京都府・南丹市立園部小学校に通う安達結希さん(11)。行方不明になってから11日が経ちました。
警察が調べていたのは、安達さんの通学かばんが見つかった、峠の近くにある池です。
記者
「かなり慎重にゆっくりとボートを進めながら、一人の捜査員が身をかがめ、ボートから身を乗り出すようにして水中を見ています」
池の中をすみずみまで覗き込む捜査員。さらに、水中ドローンも駆使し、懸命に捜索すること約3時間。新たな手がかりは何も見つからなかったということです。
当日朝「歩いていたら会うはず」
安達さんは3月23日午前8時ごろ、父親が車で学校のそばまで送り届けたのを最後に行方が分からなくなっています。
当日の同じ時間帯に学校に到着したという児童に話を聞きました。
児童(3月に卒業)
「小学校の奥の門に8時5分くらいに着きました」
──(安達さんを)見てない?
児童(3月に卒業)
「はい」
この児童がスクールバスに乗って学校近くに降り立ったのは午前8時前。安達さんが送り届けられた駐車場の横の道を通って、学校に到着したのは午前8時5分ごろだったといいます。
この間、学校へ向かう安達さんも、反対側へ歩く姿も見ていないと話します。
さらに、入手したドライブレコーダーの午前8時20分ごろの映像を見ると、学校の方に歩いていく卒業生や保護者の姿が映っていますが、安達さんの姿は確認できません。
児童(3月に卒業)
「(安達さんが)歩いて行っているなら会うはず。そのあとに、8時15分くらいから卒業生の保護者と卒業生が上がってきた」
また、ほかの児童は当日の朝の様子について…
児童(3月に卒業)
「5年生は早くから予行演習みたいなのをしていて、忙しそうだったから、あまり先生も見れていなかったと思います」
山で“ランリュック”発見 なぜ?
捜査関係者によると、これまでに周辺の防犯カメラに安達さんの姿は確認できておらず、唯一の手掛かりは、行方不明から6日後に小学校から約3キロ離れた山の中で見つかった、かばんのみです。
小学校からかばんが見つかった山までの道のりを歩いてみると…
記者
「小学校から歩いて10分ほど。大通りが見えてきました。交通量も多く、左右には住宅が立ち並ぶ道路になっています」
さらに住宅街を抜け、小学校から2キロほど離れた場所には、防犯カメラが設置された警察の駐在所も。
しかし、山へ向かうと景色は一変。周囲は木々に囲まれ、道は細くなっていきます。そして、かばんが見つかった山の中は…
記者
「木々が生い茂っているため、昼間でも薄暗く、周囲はとても静かです」
なぜ、かばんはこの場所で発見されたのか。手がかりが乏しい中、新たに安達さんは行方不明になった当日、携帯電話を所持していなかったとみられることも分かりました。
この春まで同じ小学校に通っていた卒業生は安達さんについて…
児童(3月に卒業)
「遊ぶときになったらいつも笑顔ではしゃいでました」
「最後の思い出のために6年生たちが企画を立てて、5年生とドッチボールをするという、それでドッチボールで(安達さんと同じ)チームやったっていう。見つかってほしい」
安達さんは、身長134.5cmのやせ型で、ベージュのズボンに灰色のトレーナーを着ていたということで、警察は情報の提供を求めています。
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