今年は早くも暑さへの警戒が呼びかけられています。「春の熱中症」注意すべき事とは?
今がイチバン危ない!?“春の熱中症”
井上貴博キャスター:
東京では、4月のうちから最高気温25℃以上の夏日が増えています。さらに静岡では30℃を超える日も出ています。
埼玉慈恵病院の藤永剛副院長によると、「最高気温25℃以上の夏日を目安に“春の熱中症”を意識してほしい」「すでに熱中症で搬送される患者が出てきている」と言います。
近年の気候変動の影響で、夏と冬の“二季化”が進行しています。その結果、熱中症の発生時期が前倒しになっているというのです。
「まだ4月」その油断が命取り!?
藤永副院長によると「春の熱中症」が起こるきっかけとして主に3つの要因があると言います。
①自律神経の乱れ
春は1年で最も天気の変動が激しく、1日の寒暖差が大きい
②油断
夏ほど汗をかかず、(水分補給など)暑さ対策を怠りがち
③体の準備不足
暑さに不慣れで体内に熱がこもりやすい
藤永副院長は「同じ気温でも春の方が体温は上がりやすい」と言います。夏は汗などで体温を下げることができる一方、春は汗をうまくかけない、つまり体温が下がりづらいというのです。
「春の熱中症」を予防するためには、暑熱順化=暑さに体が慣れることが必要です。
①「歩く(30分)」「走る(15分)」目安は週5回
②「サイクリング(30分)」 目安は週3回
③「入浴(38℃~40℃ / 約10分)」目安は2日に1回
※①~②厚労省より/ ③埼玉慈恵病院の藤永剛副院長によると
熱中症対策の常識…春は落とし穴!?
藤永副院長によると、熱中症対策は春と夏で違いがあるということです。
<夏の熱中症>
汗をたくさんかくので「水分・塩分の補給が大事」
<春の熱中症>
汗をかいて熱を下げるためには、筋肉が必要になります。冬の運動不足で筋肉が落ち、胃腸も不安定になっているため「たんぱく質と発酵食品などをしっかりとることが大事」
また、季節に関わらず、暑いと感じたらすぐにエアコンをつけること。目安は▼室温25℃以上 ▼湿度40~60%を維持。特に春は乾燥しているので注意をしてくださいということです。
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<プロフィール>
ハロルド・ジョージ・メイさん
プロ経営者 1963年オランダ生まれ
現パナソニック顧問・アース製薬の社外取締役など
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