岩手県・大槌町の山林火災は、発生から丸一日が経ちましたが、鎮火には至らず。いまも延焼が続いていて、避難指示の対象地域が拡大しています。
地震に続き山林火災 車で一夜「新築の家 今度は火災で燃やしてしまう」
高柳光希キャスター
「山林火災の発生現場に近づいてきました。生活に影響が出そうなほど煙が漂っています。車の中にいても焦げ臭いです」
岩手県大槌町。火災発生から一夜明けた23日、火災現場周辺には煙が立ち込め、視界が悪くなっています。
車で避難していた住民
「火災が起きているから一緒に逃げようと。その方が安心だよということで、みんなでここに来た」
こちらの男性は家に火が近づいてきたため、家族で避難。車の中で一夜を過ごしたといいます。
車で避難していた住民
「新築した家を今度は火災で燃やしてしまうのかと。どきどきどきどきいってる」
2011年、東日本大震災の津波で家を流されたという男性。新築の家に火が近づいていると心配していました。
現在、北海道・三陸沖後発地震注意情報が発表されていて、大槌町も防災対応をとるべき地域に入っています。
「火が見える」住宅に迫る山林火災
火の手があがったのは22日昼過ぎ。勢いは時間とともに増していきます。大槌町には当時、乾燥注意報に加え、強風注意報も発表されていました。
さらに、東へ約10キロ離れた別の場所でも山から火が。町内2か所で山林火災が発生したのです。
地震に続き、火災の脅威。消防隊などは懸命の消火活動を続けています。
住宅街のすぐ近くの道には…
高柳キャスター
「見えますね。火の手がパチパチと音を立てながら燃えています。焦げ臭い匂いもかなりします」
時間の経過とともに拡大する延焼。火は住宅のすぐ近くにまで迫っています。
岩手県大槌町の2か所で発生した山林火災。一夜明けた23日も延焼していて、朝から消火活動が続いています。
大槌町に出ている避難指示は、午後1時35分現在、1229世帯・2588人が対象になっています。
高台にある避難所には…
高柳キャスター
「たくさんの車が停められていて、多くの人が避難をしています」
避難している住民
「煙は出ていて、炎は見えなかったけど40~50メートルくらいまで迫ってきている感じです」
──少し眠れましたか
避難している住民
「ほとんど寝てないですね。いまも寝たり起きたりして、そこを見ながら来ていた」
延焼を続ける山林火災。大槌町の焼失面積は、2か所合わせて200ヘクタールを超えています。
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