国内
2026-06-23 07:30
日本におそらく2頭しかいない超希少犬種「コモンドール」の主水(もんど)くんとリツちゃん。その成長過程を収めた動画に「不思議すぎる!」「どんどんネジネジになっていく!」「同じ犬とは思えない」などの声が寄せられている。モップのような独特の被毛が特徴のコモンドール。その飼育はまさに手探りの連続だったという。飼い主に、情報収集の苦労や驚きのお手入れ事情、気になる飼育費用について話を聞いた。
【写真】超希少犬種「コモンドール」の子犬時代とは…?
■ハンガリー大使館にも相談 超希少犬ならではの情報収集
――ハンガリーの国宝ともいわれる超希少犬種・コモンドールの主水くんとリツちゃんの日常を発信するInstagramが人気を集めています。20数年前に図鑑でコモンドールを知り、「日本にいないなら飼ってみたい」と思ったことがきっかけだったそうですね。飼育に関する情報はどのように集めたのでしょうか。
「主水が最初に来た時は、何をどうすればいいのか全く分からず苦労しました。特に最大の謎だったのがコート(被毛)です。コモンドールは最初から今のような縄状の毛ではなく、子犬の頃は綿の塊みたいなふわふわの毛なんです。『これをどうしたらあの姿になるんだろう?』という状態でした。最初はロシアにいる主水のブリーダーさんに聞いてもらったのですが、海外の方なので説明も大ざっぱで…。教えてもらったYouTube動画もロシア語で、まったく理解できませんでした(笑)」
――動画を拝見すると、パピー時代はまるで別の犬種のようですよね。そこから徐々に縄状の被毛へと変化していく様子がとても印象的でした。
「結局、正解が分からないまま『たぶんこうかな?』という感じでやっていました(笑)。その後、ハンガリー大使館に電話して飼育経験者を探したり、インターネットで片っ端から情報を調べたりもしましたが、なかなか見つかりませんでした。そんな中で、同じハンガリー原産で似た被毛を持つプーリーのブリーダーさんを見つけたんです。『コートの管理が似ているかもしれない』と思って連絡したところ、その方が以前コモンドールを飼育していた経験があり、いろいろ教えていただけるようになりました。おかげである程度は分かるようになりましたが、それが本当に正解なのかは今でも分かりません(笑)」
――日本では前例も少なく、本当に試行錯誤の連続だったのですね。ちなみに月々の飼育費や、お手入れにまつわる苦労についても教えてください。
「一番お金がかかるのは、やはり夏場の電気代です。高い時は月5万円くらいになったこともあります。以前はセントバーナードも飼っていましたが、それ以上に暑がりですね。ロシアの寒い地域で育った主水は、とにかく暑さが苦手で、10℃くらいが適温なんじゃないかと思うほどです。そのため、早い年だと3月末頃から冷房を入れ始めて、11月半ば頃まで使っています。わが家ではその期間を『夏』と呼んでいます(笑)。サーキュレーターや扇風機も真冬以外はほぼフル稼働なので、エアコンも含めて家電がよく壊れます」
――3月から11月まで冷房を!長い夏ですね(笑)。
「フード選びも苦労しました。お腹が緩くなると長いコートに付いてしまうので、日本で手に入るフードの中から合うものを探すところからスタートでした」
被毛のお手入れだけでなく、室温管理や食事選びまで、想像以上に手間と工夫が必要なコモンドール。それでも、まるでモップのような愛らしい見た目と圧倒的な存在感は、この犬種ならではの魅力だ。主水くんとリツちゃんの日常が気になった人は、ぜひInstagramをのぞいてみてほしい。
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――ハンガリーの国宝ともいわれる超希少犬種・コモンドールの主水くんとリツちゃんの日常を発信するInstagramが人気を集めています。20数年前に図鑑でコモンドールを知り、「日本にいないなら飼ってみたい」と思ったことがきっかけだったそうですね。飼育に関する情報はどのように集めたのでしょうか。
「主水が最初に来た時は、何をどうすればいいのか全く分からず苦労しました。特に最大の謎だったのがコート(被毛)です。コモンドールは最初から今のような縄状の毛ではなく、子犬の頃は綿の塊みたいなふわふわの毛なんです。『これをどうしたらあの姿になるんだろう?』という状態でした。最初はロシアにいる主水のブリーダーさんに聞いてもらったのですが、海外の方なので説明も大ざっぱで…。教えてもらったYouTube動画もロシア語で、まったく理解できませんでした(笑)」
――動画を拝見すると、パピー時代はまるで別の犬種のようですよね。そこから徐々に縄状の被毛へと変化していく様子がとても印象的でした。
「結局、正解が分からないまま『たぶんこうかな?』という感じでやっていました(笑)。その後、ハンガリー大使館に電話して飼育経験者を探したり、インターネットで片っ端から情報を調べたりもしましたが、なかなか見つかりませんでした。そんな中で、同じハンガリー原産で似た被毛を持つプーリーのブリーダーさんを見つけたんです。『コートの管理が似ているかもしれない』と思って連絡したところ、その方が以前コモンドールを飼育していた経験があり、いろいろ教えていただけるようになりました。おかげである程度は分かるようになりましたが、それが本当に正解なのかは今でも分かりません(笑)」
――日本では前例も少なく、本当に試行錯誤の連続だったのですね。ちなみに月々の飼育費や、お手入れにまつわる苦労についても教えてください。
「一番お金がかかるのは、やはり夏場の電気代です。高い時は月5万円くらいになったこともあります。以前はセントバーナードも飼っていましたが、それ以上に暑がりですね。ロシアの寒い地域で育った主水は、とにかく暑さが苦手で、10℃くらいが適温なんじゃないかと思うほどです。そのため、早い年だと3月末頃から冷房を入れ始めて、11月半ば頃まで使っています。わが家ではその期間を『夏』と呼んでいます(笑)。サーキュレーターや扇風機も真冬以外はほぼフル稼働なので、エアコンも含めて家電がよく壊れます」
――3月から11月まで冷房を!長い夏ですね(笑)。
「フード選びも苦労しました。お腹が緩くなると長いコートに付いてしまうので、日本で手に入るフードの中から合うものを探すところからスタートでした」
被毛のお手入れだけでなく、室温管理や食事選びまで、想像以上に手間と工夫が必要なコモンドール。それでも、まるでモップのような愛らしい見た目と圧倒的な存在感は、この犬種ならではの魅力だ。主水くんとリツちゃんの日常が気になった人は、ぜひInstagramをのぞいてみてほしい。
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