全国の約150万人を対象に1日の平均歩数の調査が行われ、地域によっては最大2倍近くの“歩数の格差”があることがわかりました。
大都市ほどよく歩く?地域別の平均歩数の実態
山形純菜キャスター:
地域によって違うという平均歩数についてみていきます。
【都道府県庁所在地別 1日の平均歩数】(東京大学の研究データから作成)
※スマホアプリ「トリマ」の匿名化されたデータを使用
1位:東京・新宿区 7626歩
2位:横浜市 7156歩
3位:大阪市 7113歩
上位3位には大きな都市がランクインしている一方で、平均歩数が比較的少なかったのは…
45位:佐賀市 5040歩
46位:宮崎市 5036歩
47位:秋田市 4945歩
この分析を行った東京大学の鎌田真光准教授によると、「“歩いて過ごしやすい環境”にある自治体ほど歩数が多い傾向だった」といいます。
住んでいる地域の環境が歩数に影響するということがわかりました。
目標は1日8000歩 「ちりつも」や「部屋で足踏み」はあり?
山形キャスター:
厚労省が掲げる目標値(20歳~64歳)では、健康づくりのためには、1日8000歩を推奨しているといいます。
一言で『1日8000歩』と言っても、その達成方法にはさまざまな形がありますが、鎌田准教授に「この8000歩はあり?なし?」も聞いてみました。
▼“ちりつも”:〇
きちんと散歩やウォーキングをしたわけではないが、通勤や買い物などで、結果的に8000歩になったケースは「あり」だといいます。
運動するという面において、一回でまとめて歩くのも、小分けにして歩くのも、大きな差はないとのことでした。
▼部屋で足踏み:〇
梅雨の時期、散歩ができないなんてこともありますが、代わりに室内で足踏みして歩数をかせぐのは「あり」だということです。
▼夜に追い込み:×
寝る前の激しい運動というのは睡眠の質を下げてしまうということもあるので、おすすめはできないといいます。
「歩きやすさ」が関係?地域間で最大2倍の歩数格差
山形キャスター:
都道府県別だけではなく、951市区町村別の平均歩数の差を見ると、最大で3724歩、約2倍の地域間格差(7750歩~4026歩)があるということです。
これには住んでいる場所の「歩きやすさ」が関わっています。
都市部は公共交通機関が発達しているため、利用前後に歩いたり、徒歩圏内に施設が複数あったりと、歩く機会が多くなります。
一方で、地方は家から目的地、次の目的地と「ドア to ドア」で自家用車を使う人も多く、8000歩はハードルが高い地域もあります。
鎌田准教授によると、「8000歩にこだわらず、家の周りを歩くなど『今よりも少しでも体を動かそう』という気持ちで長く続けられる運動をするのがいいのではないか」ということです。
寺田明日香さん:
歩数もですが、早く歩くことも結構大事です。時間がない方は、いつもより早歩きをすると心拍数が少し上がるのでよいと思います。
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<プロフィール>
寺田明日香さん
陸上100mハードル 元日本記録保持者
東京五輪で準決勝進出
“ママアスリート”の先駆者
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