
臓器移植を希望する患者を無許可で募集し海外の病院にあっせんしたとして、一般社団法人「国際医療相談室」の実質的運営者の菊池仁達容疑者ら3人を警視庁が逮捕しました。
臓器移植法違反の疑いで逮捕されたのは、一般社団法人「国際医療相談室」の実質的経営者菊池仁達容疑者(66)と役員の安藤貴樹容疑者(66)、会社員の菊池充容疑者(42)です。
菊池容疑者らはウェブサイトで「腎臓移植は医学的に確立された治療方法です」「海外では日常的に実施されているのが現実です」などど移植希望患者を募集し、2025年11月腎臓に疾患がある男性患者に対し、およそ1200万円を振り込ませた上カンボジアの病院での腎臓移植をあっせんした疑いなどがもたれています。
男性は、今年1月、氏名不詳の女性から摘出された腎臓の移植手術を受けたということです。
菊池容疑者らは、「事務手数料名目」で相談室の口座に300万円、「外科医謝礼金」名目で菊池容疑者名義の口座におよそ930万円を振り込ませていました。
また、男性は現地で移植費用などとして医師側に2400万円ほどを手渡したとみられています。
菊池仁達容疑者(63)は、NPO「難病患者支援の会」の理事だった2023年2月、患者2人に対し許可なくベラルーシでの肝臓などの移植手術をあっせんしたとして警視庁に逮捕され、懲役8か月の実刑判決を受け服役中でした。
今回の事件で募集に使われた「国際医療相談室」は菊池容疑者の保釈中の24年3月に設立されていました。
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