
風船を浮かせてコントロールするゲームや、勢いよく回転する円盤を傾けると不思議な現象が起きる展示まで。遊びながら科学が学べるオススメ大学博物館とは?
【写真を見る】体も頭も使って“遊びながら科学を学ぶ”展示が60点…無料で楽しむ大学博物館【THE TIME,】
飛行機はどう飛ぶ?空気の力を体験
無料で楽しめる「大学博物館」を毎週紹介する夏休み企画第2弾は、大学と市が連携して運営する『神奈川工科大学 厚木市子ども科学館』(神奈川・厚木市)。
大学博物館ライター・大坪 覚さん:
「実際に触って楽しむ、学ぶ。体を動かして動き回って科学を楽しめる」
神奈川工科大学は、ロボット作りやプログラミングなど理工系分野を研究。その知識を生かした“見るだけでなく実際に触って体験できる展示”が60点もあり、多くの子ども達で賑わっています。
▼小6男子:「30回以上来ている。顕微鏡とかも定期的に変わるからいろいろ楽しめる」
▼小3男子:「計算も鍛えられるし、頭も使えるのがいい」
▼小3女子:「触ることで、ざらざらしているとかすべすべしてるとか色が違うとか面白い」
人気ナンバーワン展示は、「エアーバスケット」。
先端から風が出る機械に風船をセットし、風の力を利用して風船を浮かせながらバスケットにゴールするというものです。
THE TIME,マーケティング部 佐藤あゆみ部員:
「待って待って、浮かせるのがそもそも難しい!」
空気の流れが風船にぶつかって曲がることで風船を引き寄せ、上に押し上げる力が生まれる「コアンダ効果」を利用したもので、“飛行機が空を飛ぶのと同じ原理”を遊びながら学べます。
遠くのささやき声が聞こえる装置
2つの大きなおわんのようなものが、約10m離れて左右に立っているのは「パラボラ実験装置」。
片方に話しかけてみると、反対側のおわんからは“耳元でしゃべっているように”声が聞こえます。
この“おわんのようなもの”は、衛星通信などに使われるパラボラアンテナ。反射面と音の波の性質を利用した“電波受信の仕組み”を体験することができるのです。
さらに、「ジャイロスコープ」という展示は、勢いよく回っている円盤をタテにして両手で持ち、回転イスに座るというもの。
手に持った円盤を右に傾けるとイスは左方向に回り始め、円盤を左に傾けるとイスは右方向に。回転する円盤の向きを変えると、傾けた方向と逆にイスごと体が回る「ジャイロ効果」が学べるのです。
親子で白熱「サイコロ演算ゲーム」
子ども達が一番熱狂していたのは、「サンコロビンゴ」という神奈川工科大学が開発したゲーム。
モニターには25個のマスが数字で埋まったビンゴ盤が表示され、手前に3つの大きなサイコロが置かれています。
▼1~6の数字▼7~12の数字▼演算式(+、-、×、÷)が書かれた3つのサイコロの中には、どの面が上向きかを判別するICタグが入っていて、読み取り台にのせると数式が認識される仕組み。
例えば「48」の数字のマスを埋めたい場合、サイコロを【6】【×】【8】などと並べ答えが「48」になる数式を作ればOK。どれだけ早く数式を作れるかを勝負するスピード演算ゲームです。
▼小1男子:「楽しかった。計算得意~!」
▼小2男子:「難しかったけど、これで算数が勉強できる」
画面を見て、計算して、手を動かすことで大人でも“脳トレ”的に遊べるので、親子で対戦する人も。「え、これどうするの?」と最初は戸惑っていたお父さんも、コツを掴んだら本領発揮。小2の息子相手に真剣勝負で、勝利を掴み取っていました。
50円でプラネタリウムも鑑賞
50円払ったら季節の星座の解説などがついたプラネタリウムも楽しめます。(子ども:50円/大人:200円)
▼小2女子:「お星さま楽しかった!」
▼小4男子:「夏の星座の説明と太陽の物語みたいなのがあってきれいだった」
『厚木市』健康こどもみらい部・神鳥 亮さん:
「まずは遊びながらでもいい。なんでだろう?とか不思議だなと思う入口がないと『わかりたい』と思うところに進まないので、“きっかけ”をたくさん置くスタイルにしている」
(THE TIME,2026年7月27日放送より)
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