原子力発電所から出るいわゆる“核のごみ”の最終処分場の選定にあたり、国から文献調査の申し入れがあった茨城県常陸大宮市できょう、議員協議会が開かれました。
「核のごみ、受け入れNO」。プラカードや横断幕を手にした人たちが市役所前に集まりました。
国は現在、原子力発電で生じる高レベル放射性廃棄物=「核のごみ」を地下に閉じ込める最終処分場の場所を選定していて、その候補の一つとして先月、常陸大宮市に文献調査を申し入れました。
文献調査を受け入れた自治体には最大で20億円の交付金が支給され、これまでに4つの自治体が受け入れています。
きょう、常陸大宮市の市議16人と市長が集まり、この文献調査についての意見交換がありました。協議は非公開。どんな意見が出たのでしょうか。
【賛成】益子侑也 市議
「文献調査もしないと議論のスタートにすら私は立てないと思っていますし、文献調査の受け入れがもっと多くの自治体に広がったら私は良いと思っている」
【反対】倉田稔之 市議
「『私は反対だ』と改めて言いました。『今の市民生活全般に影を落とす恐れがあるから心配です』と」
なかには、こんな市議も…
間瀬邦生 市議
「僕、反対なんですけど、反対なんですけど、市長の気持ちは分かります」
10年ほど前に地域おこし協力隊として常陸大宮市に移住したという間瀬市議は、受け入れた場合の交付金20億円を念頭に…
間瀬邦生 市議
「この町をどうするかという良い意見がなくてもう切羽詰まったというか、『悪魔の実に手を出した』じゃないですけど、苦渋の決断なのかなと」
常陸大宮市の人口はおよそ3万5000人で高齢化率は41%。典型的な過疎の町です。
常陸大宮市議会 秋山信夫 議長
「反対の方もおられました。また、賛成の方もおられました。やはり市民の皆様とよく話をしてくれと。説明責任は我々にあるわけですから」
議長によりますと、今後、それぞれの議員が市民から話を聞いたうえで、今月16日に再度議員協議会を開き、意見を出し合うということです。
鈴木市長は、早ければ今月18日までの定例会の会期中に結論を出す考えを示しています。
・お腹をすかせた中学生3人…通りかかった食堂で「PayPay使えますか?」「ごめんなさい、現金だけなんです」その後の展開は…SNS投稿に大反響のワケ「こういう出会いって宝物」「読んでて涙出た」
・40代から増加「脳梗塞」の初期症状は?「倒れてからじゃ遅い」早期発見のカギ「BE FAST」とは【ひるおび】
・3人に1人が夏でも「風呂キャン」 とりあえず「着替えだけ」「布団の上で寝ない」大人の【リアルなお風呂事情】 入浴が熱中症・夏バテ予防になる研究データも
