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水戸ネイリスト殺害事件 元交際相手の大内拓実被告が起訴内容認める ぬいぐるみに「紛失防止タグ」隠し入れるなど“執拗なストーカー行為”

国内
2026-09-14 17:23

去年の大晦日に水戸市でネイリストの女性を殺害した罪などに問われている元交際相手の男が、初公判で起訴内容を認めました。検察側は男がぬいぐるみに「紛失防止タグ」を隠し入れるなど、執拗に女性の所在を突き止めようとしたと主張しました。


裁判長
「間違っているところはありますか」


大内拓実 被告
「ないです」


落ち着いた様子で起訴内容を認めたのは大内拓実被告(29)。


記者
「小松本さんはこちらのアパートの玄関先で血を流して倒れていたということです」


大内被告は去年の大晦日、ネイリストの小松本遥さん(当時31)の頭をハンマーで殴打し、首を包丁で刺すなどして殺害した罪に問われています。


小松本さんは夫と2人暮らしで、おなかには赤ちゃんがいました。


大内被告は、小松本さんの元交際相手。


小松本さんの自宅近くを複数回にわたりうろつき、「紛失防止タグ」を車のナンバープレートの裏に取り付けたストーカー規制法違反の罪にも問われています。


きょう行われた初公判で起訴内容を認めた大内被告。


検察側は大内被告の“執拗なストーカー行為”の末に事件が起きたと説明しました。


検察によると、事件のおよそ1年前に交際を解消したといいますが、大内被告は納得せず…


大内被告のSNSメッセージ
「もう一度ちゃんと話せたらと思っている」


こうしたメッセージや電話を何度も小松本さんにかけたといいます。


小松本さんはSNSをブロックし、着信拒否。大内被告は所在を探すために小松本さんの勤務先に出勤状況をたずねるなど、およそ半年にわたってさまざまな方法で接触を試みます。


しかし、それが叶わず…


検察側
「大内被告は殺害することで、被害者と出会う前に戻って人生をリセットしたいと思うようになった」


殺意を抱くようになったといいます。


その後、大内被告は“巧妙な偽装工作”で小松本さんの所在をつかみます。


事件の5日前。大内被告は小松本さんの実家の玄関先に段ボールに入れた「ぬいぐるみ」を置きます。


ぬいぐるみの股の部分には縫い目があり、位置情報をスマホなどで確認できる「紛失防止タグ」が隠されていました。


ぬいぐるみは、人気キャラクターのもので“キャンペーンの当選のお知らせ”と手書きで書かれた送付状が添えられていて、送付状からは大内被告の指紋が検出されたといいます。


小松本さんはタグが隠されたぬいぐるみを自宅へ。


そして、事件当日。自ら宅配業者に偽装し、段ボールを抱えて自宅を訪ね、小松本さんが出てきたところで犯行に及んだということです。


その後、逃走した大内被告。凶器として使用したハンマーや包丁などは川に捨て、処分したということです。


これら検察側の主張を、まっすぐ前を向き落ち着いた様子で聞いていた大内被告。


一方の弁護側は「量刑を争う」とした上で、大内被告が自身の犯行をどう考えているのかについては、今月17日に行われる予定の被告人質問で明らかにするとしています。


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