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台風25号被害から1か月「田んぼとして使えなくなる」堤防決壊の千葉・印旛沼周辺で“地球上最悪の侵略的植物”が繁殖

国内
2026-10-21 20:58

台風25号による記録的な大雨からきょうで1か月です。堤防が決壊した印旛沼の周辺では今、「地球上最悪」と言われる植物への対応に追われています。


コメ農家 山崎康孝さん
「最悪はここ、田んぼとして使えなくなっちゃうんじゃないか」


千葉県成田市。大雨から1か月、いまだ日常が戻っていません。


先月22日、台風25号による記録的な大雨で印旛沼の堤防が決壊。広い範囲が浸水しました。


それから1か月。水は引きましたが…


報告
「田んぼのわきには、流れてきたものでしょうか。木材やタイヤなどもあります」


コメ農家 山崎康孝さん
「ここまでは水が来ていたので、台風25号の後は水没したので全く動かせない、使えないですね」


大雨で甚大な被害を受けたコメ農家。2メートル近く浸水したという倉庫には、泥だらけになったフォークリフトなど使えなくなった機械がそのまま残されていました。


コメ農家 山崎康孝さん
「(被害総額は)3000万円くらいかな…。倉庫も今年の8月の頭にできたばかり。まさかこんなことになるとは思わなかった」


被害は倉庫だけではありません。決壊現場から500メートルほど離れている田んぼでは…


コメ農家 山崎康孝さん
「本当は田んぼにはなかったナガエツルノゲイトウっていう外来種が流れついちゃって」


田んぼにびっしり繁殖していたのは「ナガエツルノゲイトウ」。南米原産の水草で生態系などに悪影響を及ぼすことから、環境省の「特定外来生物」にも指定されています。


この“厄介モノ”が堤防の決壊により、周辺の田畑などに流れ込んだといいます。


コメ農家が頭を抱える「ナガエツルノゲイトウ」の特徴とは?


東洋大学 生命科学部 生物資源学科 廣津直樹 教授
「すごく成長が早くて、地球最強最悪な侵略的植物」


今、千葉県の印旛沼周辺の田畑で大繁殖しているという特定外来生物の「ナガエツルノゲイトウ」。


“地球上最悪の侵略的植物”とも呼ばれるその繁殖力とは?


これは国の許可を得て撮影した実験映像。種がなくても茎の節から新たな茎や根がどんどん伸びていき、わずか2週間で8センチも伸びました。


東洋大学 生命科学部 生物資源学科 廣津直樹 教授
「種をつけずに茎の断片から再生して、自分のコピーをつくって、それが際限なく増えていく特徴がある」


しかも、際限なく増えるうえに駆除が難しいといいます。


印旛沼土地改良区 小倉経之さん
「表面が茶色く枯れてきたと思っていても、全然まだ生きてるような植物」


コメ農家 山崎康孝さん
「おそらく来年とか再来年は田んぼの中に生き残っている。最悪な外来種ですよ、これはもう」


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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