アメリカのトランプ次期政権の司法長官に指名されていたゲーツ前下院議員が辞退を表明しました。未成年者にわいせつ行為をした疑惑をめぐり、承認手続きの難航が予想されていました。
トランプ次期政権の司法長官に指名されていたゲーツ前下院議員は21日、自身のSNSに「私の承認が不当にトランプ政権への移行の妨げになっていることは明らかだ」と投稿。「ワシントンのいざこざで時間を浪費するわけにはいかない」として、司法長官の指名を辞退することを表明しました。
ゲーツ氏をめぐっては、17歳の少女に金銭を支払ってわいせつ行為をした疑いについて、下院の超党派の倫理委員会が調査を続けていました。その後、未成年者を含む複数の女性に金銭を支払って繰り返しわいせつ行為をしていたと報道され、批判がさらに高まっていました。
辞退の表明を受けて、トランプ氏は「ゲーツ氏は敬愛する(次期)政権の邪魔はしたくなかったのだ。彼には素晴らしい未来がある」などとSNSに投稿しました。
また、ゲーツ氏に代わる司法長官候補にパム・ボンディ氏を選んだことを発表しました。ボンディ氏は検察官出身で、女性初のフロリダ州司法長官を務めました。
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