国連総会ではウクライナからの「ロシア軍の撤退」などを求める決議案が採択されましたが、アメリカはロシアなどとともに反対票を投じました。
記者
「いまウクライナなどが提出した決議案が採択されました。議場からは大きな拍手が起きています」
国連総会は24日、ロシアによるウクライナ侵攻開始から3年となるのにあわせ、緊急特別会合を開きました。この中で、ウクライナとヨーロッパ諸国が主導し、「ウクライナの領土保全」や「ロシア軍の即時撤退」を盛り込んだ決議案が採択されました。
採決では、日本を含む93か国が賛成する一方、ロシアに加え、アメリカなど18か国が反対しました。
アメリカの国連代表
「我々の決議案は紛争の早期終結を願い、ウクライナとロシアの恒久的な平和を促すものだ」
アメリカは、ウクライナなどが提出した決議案に反対するよう各国に呼びかけたうえで、ロシアを非難する表現を避けた独自の決議案を提出しました。
トランプ政権下での方針転換が鮮明になり、ロシアとの関係をめぐり、アメリカとヨーロッパの足並みの乱れが深刻化しています。
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