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アサド政権が崩壊したシリアで、今後の国のあり方について話し合う国民対話会議が開かれました。しかし、一部の勢力は会議に招待されておらず、国内融和が進むかは不透明です。
シリアの首都ダマスカスでは25日、新しい憲法や行政の立て直しについて協議する国民対話会議が開かれました。
去年12月にアサド政権が崩壊したことに伴うもので、暫定政権のシャラア大統領や国内の様々な地域や宗派の代表者600人ほどが出席したということです。
現地メディアなどによりますと、シャラア氏は会議の冒頭に演説し、「シリアはアサド政権下で経済的・政治的に苦しんだ」としたうえで、「課題は依然として多いが、自分たちの手に戻ったシリアの将来について話し合う必要がある」と述べ、団結を訴えたということです。
一方でAP通信によりますと、今回の会議にはシリア北東部を支配するクルド人勢力主体の行政組織や軍は招待されておらず、今後、暫定政権が訴える国内融和が進むかは不透明な情勢です。
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