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発見された日本人男性はなぜミャンマー国境に?「中国系の詐欺拠点でかけ子をしていた」少数民族武装勢力が明かす

海外
2025-02-28 18:19

特殊詐欺拠点が点在するミャンマーの国境で、日本人とみられる男性を発見した少数民族武装勢力がJNNの取材に応じ、「中国系の詐欺拠点でかけ子をしていた」と明かしました。また、ほかにも10人の日本人の存在を把握しているとしています。


中国系犯罪集団の大規模な特殊詐欺拠点が点在するミャンマー東部の国境地帯。


この地域を支配する武装勢力の「国境警備隊」は今月、詐欺拠点の“一掃”に乗り出し、監禁されていたとみられる外国人7000人以上を保護していて、おととい、「日本人男性1人を発見した」と明らかにしました。


こちらが「見つかった日本人男性」とされる写真。年齢は30代だということです。


男性はなぜミャンマーにいたのか。JNNは先ほど、詐欺拠点の捜索を指揮する「国境警備隊」の幹部に単独インタビューを行いました。


詐欺拠点の捜索指揮 「国境警備隊」幹部
「私が現在知る限り、彼は4か月前から中国人らが仕切る拠点で詐欺を働いていました」


この幹部によると、男性はタイからミャンマーに不法入国し、詐欺の「かけ子」などをしていたということです。


詐欺拠点の捜索指揮 「国境警備隊」幹部
「彼は『日本に帰りたくない』と話していました。つまり自分の意思でここに来たのだと思います」


この幹部は、男性が人身売買の被害者である可能性は低いとみています。


「国境警備隊」は、詐欺拠点に「10人の日本人がいることを把握している」とし、複数の日本人が逃走している可能性もあるとみて、捜索を続けています。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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