
パキスタン南西部で武装集団が、およそ400人が乗った列車を襲撃し、多数の乗客が人質に取られました。地元の反政府過激派組織が犯行声明を出しています。
現地メディアによりますと、パキスタン南西部バルチスタン州で11日、およそ400人が乗った列車がトンネル内で武装した集団に襲撃されたということです。
この事件で、パキスタンからの分離独立を目指す反政府過激派組織「バルチスタン解放軍」が、乗客100人以上を人質にとったとする犯行声明を出しました。
一方、ロイター通信は、地元当局者の話として、これまでに女性や子どもなどおよそ350人が救出されたものの、35人の人質がいると報じています。
また、治安部隊との銃撃戦で、列車の運転士を含む複数のけが人が出ているとみられます。
バルチスタン解放軍は去年11月にも、鉄道の駅で自爆テロを起こしていて、少なくとも26人が死亡、62人が負傷しています。
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