E START

E START トップページ > ニュース > 海外 > ミャンマー国境の特殊詐欺拠点で拘束、日本人の男の身柄がタイ当局に

ミャンマー国境の特殊詐欺拠点で拘束、日本人の男の身柄がタイ当局に

海外
2025-03-18 18:25

ミャンマーの国境にある特殊詐欺拠点で拘束された日本人の男がきょう、タイ当局に身柄を引き渡されました。


JNNが入手したのは、ミャンマーできょう午後に撮影された映像です。武装した人たちに両脇を抱えられているのは、特殊詐欺に関与したとして拘束された日本人の36歳の男です。


男はきょう、タイ当局などに身柄を引き渡され、日本大使館の関係者から聞き取りを受けていました。


記者
「日本人を乗せた車がミャンマーからタイに入ってきました」


この男については、北海道警が別の窃盗事件で逮捕状を取っています。


関係者によりますと、男は日本を出国して中東のドバイに逃亡。ドバイで中国系の詐欺集団と知り合い、中国人の手引きによってミャンマーの国境にある詐欺拠点に移ったとみられ、先月末、国境地帯を支配する少数民族武装勢力「国境警備隊」が発見しました。


男は「国境警備隊」に確保された後、こう話したと言います。


日本人の男(36)
「パソコンを使って事務作業をしていただけだ。詐欺はやっていない」


ミャンマーの詐欺拠点をめぐっては、男子高校生を連れ去ったとみられる藤沼登夢容疑者など、複数の日本人が拘束されています。


JNNが入手したタイ国境近くにある空港の防犯カメラ映像です。写っていたのは、藤沼容疑者。黒い服を着た藤沼容疑者が、手を挙げて合図を送ります。そこにやってきたのは、藤沼容疑者からタイに誘い出された宮城県の男子高校生でした。高校生は藤沼容疑者に誘導され、白い車に乗って空港を去っていきました。


このあと、高校生はミャンマーに連れ去られ、詐欺に加担させられていたということです。


タイ当局は、きょう、ミャンマーから移送された男や藤沼容疑者らを日本に強制送還する方針で、今後、特殊詐欺拠点の実態解明に向けた捜査が行われることになります。


スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】
【検証】「布団の上に毛布」が暖かい説 毛布は布団の「上」か「下」か 毛布の正しい使い方【Nスタ解説】


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

人気記事

ページの先頭へ