アメリカのトランプ政権は、1963年に起きたケネディ大統領の暗殺事件の記録を全面公開しました。
アメリカ政府が所有するケネディ大統領暗殺事件の記録をめぐっては、600万ページ以上に及ぶ資料のうち、3%が非公開になっていましたが、トランプ大統領が今年1月、大統領令で記録の全面公開を指示しました。
国立公文書館は18日、新たに設けられたホームページを通じて、1123点の文書を公開しました。
公開された文書はCIA=中央情報局などが作成したもので、「トップシークレット」と書かれたものや一部が黒塗りされたものもあります。
アメリカメディアは記録の公開を一斉に報じましたが、すべての文書を精査するのにはかなりの時間を要すると伝えています。
暗殺事件について、アメリカ政府の調査委員会は元海兵隊員のオズワルド容疑者の単独犯行と結論づけていますが、容疑者が射殺されたことで、複数犯説や情報機関の関与説など、今も多くの陰謀論がくすぶり続けています。
全面公開により、新たな発見があるかに注目が集まっていますが、AP通信は「新事実が見つかる可能性は低い」との専門家の見解を伝えています。
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