
NATO=北大西洋条約機構のルッテ事務総長がウクライナを訪問してゼレンスキー大統領と会談し、ウクライナやヨーロッパの安全保障などについて協議しました。
ルッテ事務総長とゼレンスキー大統領は15日、南部オデーサを訪れ、医療施設にいる負傷兵を慰問したほか、会談にのぞみました。
記者会見でルッテ氏は、アメリカが進めるウクライナとロシアとの戦闘終結に向けた交渉について「簡単ではない」と指摘した上で、「我々は皆、トランプ大統領の和平実現を目指す取り組みを支持している」と強調しました。
ゼレンスキー氏は「プーチン大統領は35日間にわたりアメリカの完全停戦にむけた提案を無視し続けている」とロシアを非難しました。
また、ロシアのミサイル攻撃により、ウクライナ北東部スーミで民間人30人以上が死亡したことを念頭に防空システム増強の必要性を強調し、改めて支援を要請しました。
ゼレンスキー氏によりますと、トルコではウクライナのほか、イギリス、フランスなどの有志国が参加し、黒海の安全保障を話し合う会議が開かれていて、16日まで続くということです。
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