アメリカ南部・フロリダ州の空港で、離陸直前の旅客機から突然出火し、乗客乗員およそ300人が緊急避難する事態となりました。

突然、火の手があがる旅客機。黒い煙が立ちのぼります。

アメリカメディアなどによりますと、フロリダ州のオーランド国際空港で21日、離陸直前だったジョージア州アトランタ行きのデルタ航空の旅客機から突然出火し、乗客乗員294人が緊急脱出用のスライドで避難する事態となりました。

これまでにけが人の報告はありません。

火災が起きたのはゲートを離れた直後で、2基あるエンジンのうち、1基の排気管で炎が確認されたということです。

FAA＝アメリカ連邦航空局は原因を調査するとしています。

アメリカでは今年に入って、旅客機と陸軍ヘリの空中衝突や小型機の墜落など航空機事故が相次いでいます。

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