バチカンでは、ローマ教皇を決める選挙「コンクラーベ」の2回目の投票が続いています。教皇が選出された場合は、礼拝堂の煙突から白い煙が上がることになっています。現地から中継でお伝えします。
バチカンのサンピエトロ広場です。こちらでは、次のローマ教皇が決まったことを知らせる「白い煙」を待つ信者らが続々と集まってきています。
午後4時半ごろから始まった2回目の「コンクラーベ」の結果はまだ知らされていませんが、教皇が選出された場合は、会場となっているシスティーナ礼拝堂の煙突からまもなく白い煙が上がることになっています。
ただ、選出されなかった場合は、黒い煙は上がらず、3回目の投票が行われます。
きのうの1回目の投票には、こちらに4万5000人もの信者らが訪れ、およそ3時間にわたって煙突をながめ続けました。そして、黒い煙が上がると、大きな声をあげて落胆していました。
1回目の投票の結果を知ることはできませんが、イタリアメディアによりますと、バチカンのナンバー2にあたる国務長官を務めたイタリア人のパロリン枢機卿がすでに50票を固めていて、優勢だと伝えています。
次の教皇に選出されるには、投票権を持つ133人の枢機卿のうち89票が必要で、難航することが予想されています。
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