
アメリカ西部カリフォルニア州の医療施設の近くで大きな爆発があり1人が死亡した事件で、死亡した人物が容疑者であるとみられることが新たに分かりました。
カリフォルニア州のパームスプリングスにある不妊治療施設のそばで17日、大きな爆発がありました。
FBIは1人が死亡し、4人がけがをしたとしていましたが、18日の会見で死亡した人物が爆発に関わった容疑者とみられると明らかにしました。
容疑者は25歳の男で、FBIは不妊治療施設を狙ったテロだと断定し捜査していますが、アメリカNBCテレビは関係者の話として、男が「人間は生まれるべきではない」「子どもをつくるべきではない」と考える反出生主義と呼ばれる思想を支持していたと伝えています。
不妊治療施設は一部損壊したものの、当時、患者はおらず、保存されていた胚にも被害は無かったということです。
当局が爆発物の入手経路など詳しい経緯を調べています。
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