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アメリカ・ロサンゼルスで不法移民摘発への抗議活動4日目に 国防総省は海兵隊700人を派遣すると発表

海外
2025-06-10 07:47

アメリカ・ロサンゼルスで起きた不法移民の一斉摘発に対する抗議活動は4日目を迎えています。こうした中、すでに展開している州兵に加え、海兵隊が派遣されることになりました。


報告:小川健太
「平日にもかかわらず、大勢の人が集まり抗議の声をあげています」


ロサンゼルスで行われている不法移民の一斉摘発への抗議活動は4日目を迎え、この日も中心部では複数のデモが行われています。


車に火をつけられたり、店舗で略奪行為が行われるなど一部が暴徒化する中、トランプ大統領の指示で州兵が派遣されていますが、アメリカ国防総省は9日、今後、海兵隊700人を現地に派遣すると発表しました。


州兵の派遣をめぐっては、民主党でカリフォルニア州のニューサム知事が政権の対応を「意図的に煽っている」と非難していて、9日、州兵を派遣したのは違憲だとして、派遣の差し止めを求め提訴しました。


これに対しトランプ氏は…


トランプ大統領
「問題を引き起こしているのはプロの扇動者たちだ。彼らは反逆者で、悪い人間だ。刑務所に入るべきだ」


抗議活動についてこのように述べたうえで、ニューサム知事について「無能な知事だ」と強く批判。


これに先立ってトランプ氏はSNSに「州兵の派遣は正しかった。無能な知事は感謝するどころか(州兵が)必要無かったと国民に嘘を付いている」と投稿するなど、政治的対立が激化し、非難の応酬となっています。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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