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「松屋」が「牛めし・並盛」30円値上げ460円に 約9割のメニューを値上げ “牛丼コスト指数”過去最高

経済
2025-04-22 18:35

大手牛丼チェーン「松屋」が「牛めし・並盛」をきょうから30円値上げです。牛丼1杯を作るコストは過去最高となっています。


牛丼でおなじみの「松屋」。およそ9割のメニューを、きょう午後3時から値上げしました。「牛めし・並盛」は30円値上がりし、460円となります。コメなどの原材料や光熱費の高騰が理由です。


「結構上がりますね。安さで来てるようなものなので、30円は大きいかな」


牛丼チェーンをめぐっては、「吉野家」は去年7月、「すき家」が今年3月に牛丼の値上げを実施していて、1杯500円に迫る勢いです。しかし、牛丼はかつて…


「非常に助かります。安すぎるのも悪いなと」(2011年)
「嬉しいです、(1杯)270円は。お金ないので」(2010年)


景気がいまいちなら、それにつれて安くなる“デフレの象徴”でした。


2011年、松屋の「牛めし」は1杯なんと240円に。各社が値下げ競争を繰り広げ、客が詰めかけていました。


しかし、世界的な牛肉価格の高騰や歴史的な円安を背景に、この15年でおよそ200円上昇。特に最近の原材料の高騰は異常です。


専門家に試算してもらったところ、2019年と比べるとコメは2倍近く上昇。牛肉やたまねぎなどは1.4倍に。醤油などあらゆる材料が値上がりし、過去最高の水準です。今後は…


第一生命経済研究所 熊野英生氏
「為替レートは円高になっているので、輸入肉の調達コストは下がるので、半年先、1年先には落ち着くのでは」


とはいえ、インフレの波は消費者を直撃しています。


「期間限定でもいいので、食料品の消費税だけはなくしてほしい」
「税金とか給付金、どちらかやってくれると助かる」


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