近年、記録的な不漁が続く「スルメイカ」。もはや“大衆魚”とは言えないほどの価格にまで高騰しています。
こうした中、価格高騰で注目される“本物そっくり食品”。その実力は?
【見比べる】あなたは見分けられますか?「まるでイカ」と「本物のイカ」
食べ比べても「分からない」 空港のラウンジで提供も
山形純菜キャスター:
まるでイカのような「代替シーフード」というものがあります。
イカの価格高騰で注目された、あづまフーズ「まるでイカ」(990円/230g※オンラインショップ価格)ですが、本物のイカと比べても、見分けがつかないほど似ています。
こんにゃく粉でできていて、魚の風味を入れているわけではないそうなので、食感は少しイカの弾力みたいな感じはありましたが、味はこんにゃくでした。
他にも「まるでマグロ」「まるでサーモン」もあります。
この「まるでシリーズ」は、羽田空港のJALのファーストクラスラウンジで提供されているということです。
JAL広報は、「生魚が苦手な海外の方にも日本を楽しんでもらいたい」という気持ちから提供していると話していました。
実際に、外国人からは「まるでシリーズ」を食べてから本物のお寿司を食べられるようになったという声があるそうです。「まるでシリーズ」は海洋資源の保護をコンセプトに開発されているそうです。
他にも「まるでネギトロ」(990円/400g※オンラインショップ価格)もあります。
あづまフーズ担当者によると、「味が一番本物に近いのが、まるでネギトロ」なのだそうです。
岸谷蘭丸さんには、「まるでネギトロ」を試食してもらいます。
実業家・インフルエンサー 岸谷蘭丸さん:
お寿司大好きなんですが、本物のネギトロと「まるでネギトロ」を食べ比べても、分からないですね。
出水麻衣キャスター:
私も試食しましたが、本物は魚の香りが漂ってきたので、分かりました。
井上貴博キャスター:
これだけクオリティが高いということですよね。
2014年発売「ほぼカニ」 海外の展示会で大絶賛
山形キャスター:
他には、カネテツ「ほぼカニ」(370円※オンラインショップ価格)というものもあり、2014年に発売されています。
本物に近づけるために、繊維を斜めにしているそうです。担当者は「とにかくカニをたくさん食べた」と話し、それでたどり着いたということです。
この「ほぼカニ」は、「Almost Crab」として海外で人気だそうです。海外の展示会でも、「OH! Real Crab(本物のカニだ!)」と大絶賛されているということです。
実業家・インフルエンサー 岸谷蘭丸さん:
最近は冷凍のお寿司も新しいものが出てきて、結構美味しいんですよね。
いまはインバウンドもあるので、海外に向けても期待したいですね。
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<プロフィール>
岸谷蘭丸さん
イタリア名門ボッコーニ大学在学 23歳
岸谷五朗と岸谷香の長男
海外大受験塾「MMBH」設立
教育・多様性などについて発信
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