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ケーキに味噌汁まで「プロテインin」商品がアツい【THE TIME,】

経済
2025-06-27 08:00

コンビニやスーパーなどでも目にする機会が増えた「プロテイン入り食品」ですが、様々なジャンルで新たな商品が登場しています。


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スーパーでも「自社ブランド」プロテイン

まず覗いてみたのは大手ドラッグストア『ウエルシア』江東平野店(江東区)。


プロテイン入り商品を50種類以上取り揃え、自社で開発したプロテイン入りのお菓子や魚肉ソーセージも販売。
▼「大事なからだに大豆スナック高たんぱく ビーフコンソメ味」(45g・170円)
▼「うまみがギュッ!食感プリッと!お魚ソーセージ」(60g×2本・213円)


中山店長:
「健康志向の高まりや、栄養補給の面を含めた食品として人気・需要が高っている」


関東を中心に展開するスーパー『オーケー』でもプロテイン入り商品の取り扱いが年々増え、みなとみらい店(横浜市)ではプロテインコーナーを設置。
自社オリジナルのプロテイン「WHEY PROTEIN ココア味」(1050g・3479円)も開発しています。


他にも『ファミリーマート』からは、たんぱく質の摂取を目的とした専用ドリンク
▼「タンパクチャージ」(500ml・300円)


さらに、リプトンの紅茶を忠実に再現したプロテイン
▼「マイルーティーン リプトン MILK TEA ロイヤルミルクティー風味」(600g・4320円)が発売されるなど、市場はまさに最盛期を迎えています。


「タンパク質」足りない食生活

様々な会社がプロテイン入り商品に力を入れるのには、現代人の食生活に問題が…


管理栄養士・渥美まゆ美さん:
「プロテイン(たんぱく質)は『筋肉を鍛えるために取るもの』というイメージが先行しがちですが、たんぱく質は“体の全てを構成する原料”になる。食事量が少ない人、3食ちゃんと食べない人は、たんぱく質が足りていない食事になっている可能性がある」


そこで、街の人に1日の食事を見せてもらい渥美さん監修のもと「タンパク質の摂取量」を調べてみました。


30代女性・会社員
▼朝⇒紅茶(0g)
▼昼⇒鶏そぼろ弁当・サラダ・味噌汁・チーズ(約26g)
▼夕⇒チーズ餃子・キュウリ・ソーセージ・チーズ・おにぎり(約22g)
合計約48gで【1日の目安となる50g】を満たせていません。


3食しっかりの20代女性・会社員でも、計約37gと目安に足りず。
▼朝⇒ベーコンエピ(約11g)
▼昼⇒チキンカレー(約18g)
▼夕⇒野菜ラーメン(約8g)


「味噌汁in」で和食にも合う

そんな中、“新たな形”のプロテイン商品が続々発売されています。


大手食品メーカー『味の素株式会社』が3月に発売し話題となっているのが、お湯を注ぐだけの「味の素KK プロテインみそ汁」(560g・2998円※味の素・公式通販サイトでの販売価格)


ネギとワカメが入った粉末状で出汁の風味もしっかり。大豆由来のたんぱく質が使われ、美容や健康面で嬉しいコラーゲンも配合されています。


D2C事業部・河野みなみさん:
「2023年にプロテインコーンスープを販売したところ売上約5億円を超えるヒット商品に。ただスープだと洋食がメインになるので、日本人の主食はお米ということで、和食にも合うプロテインを作った」


“ご褒美スイーツ”もプロテインin

THE TIME,マーケティング部 原千晶部員:
「お~ふっくらしてる!プロテイン入りのカップケーキ」


マグカップを使い、牛乳などと混ぜ合わせレンチンするだけの「マグケーキ用フレーバー・ストロベリー&クリーム風味」(THE PROTEIN〔ザプロ〕/1kg・3980円)。


他にもあんバターやカクリームブリュレ風味など全5種類で、牛乳に溶かしてドリンクとして楽しむこともできるので、忙しい朝などにもぴったりです。


また、“罪悪感ゼロ”をうたい2024年にスーパーやネット通販を中心に発売されたのが「Pocotein(ポコテイン)プロテインアイス」(120ml・298円)。
一般的なアイスと比べカロリーは50%オフ、糖質も最大75%オフです。


原千晶部員:
「おいしい。こんなにおいしくて罪悪感がなくて、プロテインもしっかりとれるのはいいですね」


プロテイン摂取で気を付けること

おいしく手軽にタンパク質が摂れる商品が続々と登場する一方で、摂取には注意点もー


管理栄養士・渥美まゆ美さん:
「プロテインを多く摂り過ぎた際の腎機能や肝機能の低下、体重増加の報告などもあげられているので摂りすぎには注意が必要」


たんぱく質の1日の摂取目安は▼成人男性⇒65g▼成人女性⇒50g。(※体重×1.0g/厚労省「日本人の食事摂取基準2020年版」より)
「3食に分けて摂取する」のが大事とのことです。


(THE TIME,2025年6月25日放送より)


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