季節性インフルエンザについて、厚生労働省は全国の医療機関から報告された患者の数が8週連続で増加したと発表しました。
厚生労働省によりますと、季節性インフルエンザについて全国およそ5000の医療機関から今月15日までの1週間に報告された患者数は、9万4259人でした。
1つの医療機関あたりの患者数は前の週から2.1倍の「19.06人」となり、8週連続で増加しました。
都道府県別の感染状況を見ると、大分県が「37.22人」で最も多くなっていて、次いで福岡県で「35.40人」となるなど、2つの県で「警報レベル」の目安となる「30人」を超えています。
インフルエンザの影響により、全国の2759の学校などで休校や学級閉鎖となっています。
また、新型コロナについて、全国およそ5000の医療機関から今月15日までの1週間に報告された患者数は、1万9233人でした。
1つの医療機関あたりの患者数は前の週と比べて1.3倍の「3.89人」となり、3週連続で増加しました。
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