俳優の吉岡里帆さんが 16日に都内で行われた「第49回報知映画賞」の表彰式に登壇し、助演女優賞を受賞しました。
【写真を見る】【吉岡里帆】助演女優賞受賞で感涙 自分の役割を模索し続け「空回りしちゃう日も沢山ありました」
映画「正体」は、横浜流星さん演じる殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた男・鏑木慶一が、脱走に成功し、各地で変装と潜伏を繰り返しながら日本中を巡る488日間にわたる逃走劇です。
吉岡さんが演じた安藤沙耶香は、メディア企業の編集部で働いていて、フリーランスのライターとしてやってきた鏑木に積極的に仕事を頼み、ある日 家がなく街をさまよう姿を偶然見かけたことから、一緒に暮らすようになり、指名手配犯であることに うすうす気づきつつも、鏑木に惹かれていく…という役柄でした。
デコルテが大胆に見えた黒色のドレス姿で表彰式に登場した吉岡さんは、”「正体」に出させていただいたことで、いろんな気持ちの変化や 役者としてどうやって仕事に向き合っていくべきだろう というところの「一筋の光」が見えるような体験を現場で何度もしました”と回顧。
続けて、”デビューしてから、自分の役割を模索していたなと思います。「どうすれば作品の中で生きられるのか」「主演の方が輝くために 立っていたら良いのだろうか」って、そういう葛藤が日々どんな作品でも情熱にあふれているのに 空回りしちゃうみたいな日も沢山ありました”と自身の苦悩を明かし、”助演女優賞を頂けたのは大きな出来事で、「そういうスタンスで頑張って良いんだよ」って背中を押されている気持ちになりました”と涙ながらに語りました。
吉岡さんは「(きょうは)正体チームに感謝を伝える日にしたい」と話すと、横浜流星さんへ ”流星君、こんなに自分に負荷をかけながら真摯に真っすぐ取り組む主演の人と出会えて私はとても幸せだったし、いつもだと空回りしてみえちゃいそうなエネルギーを受け止めてもらえたのが凄く幸せでした”と感謝を伝えました。
最後に吉岡さんは ”本当に日本映画が好きです。これからも細やかに、誠実に向き合って精進していきたいと思っておりますので応援していただけたら嬉しいです”と呼びかけました。
【担当:芸能情報ステーション】
・「コバエが、料理に一瞬だけ止まってしまった!」その料理、衛生的に大丈夫?専門家に聞いた
・「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】
・【検証】「布団の上に毛布」が暖かい説 毛布は布団の「上」か「下」か 毛布の正しい使い方【Nスタ解説】