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NEWS 加藤シゲアキ・極楽 加藤浩次らが映画監督に「ミラーライアーフィルムズ」最新シーズンのラインナップ発表

エンタメ
2025-01-25 07:00

「映画づくり」を通じて、クリエイターの発掘・育成や 地方創生に取り組む、短編映画制作プロジェクト「ミラーライアーフィルムズ(MIRRORLIAR FILMS)」。その「シーズン7」の詳細が発表されました。


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「シーズン7」で監督を務めるのは、NEWSのメンバーとして活躍しながら、作家でもある加藤シゲアキさん、お笑いタレント・司会者として活躍する加藤浩次さん、映像制作集団「着火塾」の代表でクリエイターとしても活動する武田成史さん、舞台やミュージカルを中心に女優としても活動する香月彩里さん、坂本ショーンさんの5人です。



今回、映画初監督となる、加藤浩次さんは、俳優の矢本悠馬さんを主演に迎え『Victims』という作品を制作。付き合いたてのカップルが路駐した車が、他の車に挟まれてしまい動けない。するとその車から、強面の男が怒鳴りながら出てきて...。というストーリーで、共演には雛形あきこさんらが出演します。

加藤浩次監督は「主観と客観は対義語であるが 客観視しているのは自分であるから 客観も主観になりうることがあると思います。そんな人間の思考プロセスを描いた作品になっております。結局 色々御託を並べましたが ただのコメディーです。観ていただける方々には 純粋に楽しんでいただきたいと思っておりますし、テーマ性などは 皆さんそれぞれで見出していただきたいと思っております。僕自身テーマは 見失っております。炎天下の中、タイトなスケジュールで参加してくれた演者の皆様には 感謝しかありません」とコメント。
 



一方、加藤シゲアキ監督は、Aぇ! groupの正門良規さんと W 主演。砂によって窒息死するという奇妙な事件が多発する愛知県東海市で2人の刑事が事件を追うと、謎の奇妙な老婆に辿り着くが…という『SUNA』を制作。

加藤シゲアキ監督は「あるところにあるものも、ないはずのところにあるとおそろしい。砂をモチーフに感覚がぐらつくような物語を、映画を作ろうと思ったのは、なにが間違いでなにが正しいのか判断することの難しさを日々実感しているからかも知れません。見えないものを恐れることは人間らしさにも通じるのでしょう。主人公の遠山を演じてくれた 正門良規は、そうした人間らしさを彼なりの抽出方法で表現してくれました。また正門のみならずキャスト・スタッフの皆がこの物語を面白がってくださったおかげで、15 分とは思えない緊張感を生み出してくれました。砂が映画を観られた方々のトラウマにならないことを祈るばかりです」とコメントしています。

加藤シゲアキ監督の作品に出演している正門さんは「初めて このプロジェクトのお話を聞いた時に、凄くワクワクしたのを覚えています。アイドルとして こういった現場に参加出来る事は本当に貴重な事だと思います。この現場に出会えた事に心から感謝したいです。個人的な話にはなるのですが、加藤くんの作品に出演するのは 2 度目で、初めて出演したのは舞台での事でした。加藤先生の初めての戯曲。その時はお芝居の経験もほとんどなく、加藤くんに少しご心配をおかけしたような気がします。ですが、数年たって再び加藤くんの作品に参加でき、しかも監督、そして役者さんとしての先輩とご一緒するという事で少しでも「自分の成長した姿を見せたい!」という欲も芽生えました。今、僕が出来る事は全てカメラの前で出し切った気がしています。15分という短い時間ですが とても濃密なミステリーに仕上がっていると思います。皆様、どうぞ楽しみにしていてください!」とコメントしています。
 



「MIRRORLIAR FILMS」は俳優の山田孝之さん、阿部進之介さん、映画プロデューサーの伊藤主税さんが発起人となって、2020年に始動したプロジェクト。

「シーズン1」から「シーズン6」まで、これまで47本の短編映画作品が公開され、俳優の小栗旬さんや浅野忠信さんらが監督を務めた「シーズン6」は、『企業版ふるさと納税』を活用した地方創生の好事例として、映画の主なロケ地となった秋田県秋田市が、地方公共団体部門で大臣表彰されています。



「MIRRORLIAR FILMS Season7」は5月より全国の劇場で2週間限定上映される予定です。

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「Victims」出演 矢本悠馬さん コメント
加藤監督とは、映画『室井慎次 生き続ける者』で共演させて頂きました。絡みのあるシーンは少なかったものの、サッカーが好きという共通点をきっかけに、贅沢にも空き時間 たくさんお話をさせて頂きました。監督が映画好きだということも会話した中で知っていましたし、僕が物心ついた頃から 第一線でご活躍されてる加藤浩次さんが作りたい映画ってどんなものなのかと、ワクワクしまして、ぜひ!出演したいです!となりました。撮影中の監督は誰よりも楽しそうに仕事をされてました。ただ、加藤浩次さんを前にコメディをやるのは正直シビれました。加藤監督と僕と素晴らしいキャストの掛け算が どういったものになっているのか、撮影が終わった今でも沸々としています。
 



「KUTSUYA」 武田成史監督 コメント
昨今、自分勝手な行為で他者を傷つけたり、迷惑をかける出来事が目に入ります。誰かを苦しめる行為は、自分を苦しめる。誰かを陥れる行為が、自分を陥れる。主人公の言動を見て、日頃の自分の言動を振り返ったり、今後の振る舞いを改めたり、今の自分を清算するきっかけになるれば幸いです。また、脚本を書く上で伝わるか伝わらないか、ギリギリまで情報を減らしたつくりにしました。その余白の部分を作品を観た方同士で語り合っていただけると嬉しいです。
 



「ヒューマンエラー」 香月彩里監督 コメント
これまで架空の映画の予告編を作り、毎年エイプリルフールに「主演映画の予告編が公開になりました!」と SNS で公開し、完全なる自己満足で映像制作を楽しんでいた私に、妹が「ミラーライアーフィルムズというのがあるよ、ちゃんと 1 本作ってみたら?」と教えてくれたのが、今回初めて映画を制作するきっかけでした。選出いただき、夢のようです。おそらく、「初監督作品の映画が、ミラーライアーフィルムズに選出いただきました!」と SNS で告知したら、フォロワーの皆さんは、また架空シリーズか、と思われるかもしれません…。皆様、「ヒューマンエラー」は架空ではなく、存在する映画です。ぜひ、映画館でお確かめくださいっ!そして映画制作について何もわからないまま、溺れながら泳ぐ私についてきてくれたスタッフ、キャストの皆さん、扉を開いてくれたミラーライアーフィルムズの皆さん、心から感謝申し上げます。そして、妹よ、ありがとう。
 



「ウエディング」 坂本ショーン監督 コメント
アメリカでは、政治的・文化的な分断が進む中、その一因として「自分の信念や意見が絶対に正しい」とする態度が広がりつつあることが指摘されています。このような状況下では、議論において「純粋性」や「正当性」が過剰に重視され、「どの視点も完全ではない」という認識に伴う不快感や矛盾を受け入れる余地が失われつつあります。しかし、社会や人生の複雑性は、単一の視点や信念だけで捉えられるものではありません。私が手掛けた『ウエディング』は、人が自らの疑念や内面の葛藤に向き合うことができず、それにより生じる不安や矛盾と和解する困難さを知的・感情的に探求する試みです。


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