エンタメ
2025-07-03 08:40

6月28日・29日、1年に1度の祭典『SANRIO FES 2025』が開催され、29日には『2025年サンリオキャラクター大賞』の順位が決定した。1位にポムポムプリン、2位にシナモロール、3位にポチャッコと、犬キャラクターたちが大活躍だった今回。会場の様子や結果発表のステージの模様をレポートする。キャラクターたちの絆が感じられる、熱く、ハートフルなステージの様子とは?
【写真】と、尊い…! クロミを励ますマイメロ、ポチャッコと抱き合うペックル
■90位から11位を発表、『ラヴィット!』のあのキャラクターも登場
『2025年サンリオキャラクター大賞』のキービジュアルと、大きなバルーンが飾られた会場内。今年は、初の2日間開催(6月28日・29日)、会場も神奈川・パシフィコ横浜の展示ホール(B・C・D)とより大規模になっただけあり、装飾もかなり豪華になっていた。
各キャラクターごとに設えられたブースは“家”の形をしており、まるでサンリオの街に迷い込んだような没入感。マイメロディは「メロディのケーキ屋さん」、クロミは「クロミの名言診断」、はぴだんぶいは「はぴだん別荘」と、各キャラクター“らしい”ブースが並び、それぞれのファンで賑わっていた。
そして、29日の午後1時。カウントダウンとともにいよいよスタートしたのが、「2025年サンリオキャラクター大賞結果発表」のステージ。好きなキャラクターたちの雄姿を見届けたいと、続々とサンリオファンが集まると、まずは90位から61位までを一気に発表。さらに11位までと続き、徐々に会場は熱を帯び、ファンたちの喜びや驚きの声が大きくなっていく。
今回の注目は、大きく順位を上げたキャラクターに贈られた「ジャンプアップ賞」。受賞したのは、海ぼうずの赤ちゃん・プワワ(82位→60位)と、海外で多くの票を獲得したチョコキャット(46位→24位)。また、40位のキャラクターに贈られる「40周年特別賞」は、ハローキティのおうちに住んでいるタイニーチャムが受賞した。ハローキティとおそろいのりぼんがかわいらしいキャラクターで、特別賞にちなんだスペシャルなデザインのイラストも公開。大きな歓声が沸き上がった。
パートナー部門では、日本でいちばん明るい朝番組『ラヴィット!』(TBS系)のマスコットキャラクターであるラッピーが1位に。意外にもステージに登場し、右手をLにする「ラヴィット!」ポーズで会場を盛り上げた。
特別賞やパートナー部門の発表のあとは、いよいよトップ10だ。発表を前に、10位に入ったキャラクターたちが全員ステージに登場。ドキドキワクワク、それぞれの仕草で発表を待ち、仲間たちと励まし合う姿がかわいらしい。
そして、10位からの発表で最初に名前を呼ばれたのは…あひるのペックル! 1994年以来、実に31年ぶりのトップ10入りとなっただけに、ステージに上がっただけでうれしそうだったペックル。楽しそうに駆け回り、自身の名前が呼ばれると大きく飛び跳ねる姿が印象的だった。
その後、9位タキシードサム、8位ハンギョドン、7位リトルツインスターズ、6位マイメロディ…と続々と発表されると、会場のボルテージはどんどん上昇。ステージ上も、一緒になって喜びあったり、手を取りあってソワソワをなだめたり、キャラクターたちも大騒ぎ。
ここで、いよいよトップ5の発表。ハローキティが5位にランクインして可愛らしくポーズを決めたあと、続く4位で名前を呼ばれたのは…クロミ! 昨年、自身初のトップ3入りを果たしたこともあり、悔しそうにその場にしゃがみ込んでしまうクロミ。その瞬間、ステージの端にいたマイメロディが飛んできて、クロミを優しく抱きしめ励ます場面も。これには思わず感涙したファンも多いだろう。友だちであり、ライバルでもある“メロクロ”らしい1シーンだった。
さらに、昨年4位だったポチャッコが3位に返り咲きを果たすと、ユニット“はぴだんぶい”として共に活動するあひるのペックルやタキシードサム、ハンギョドンが一緒に喜ぶ一幕も。仲間の喜びを一緒に分かちあう姿は、とてもハートフルな光景だった。
■9年ぶり1位のポムポムプリン、シナモロールと一緒に大興奮!
3位までが発表され、いよいよ残るは1位と2位。ステージ中央には、まだ名前を呼ばれていないシナモロールとポムポムプリンが寄り添うように立ち、会場の熱気も最高潮。シナモロールは2017年から2024年まで5連覇を達成しており、さらにその記録を伸ばすのか…。昨年は4位となったポムポムプリンは、今年は初回速報も中間発表も1位だったが…。
会場が固唾を飲んで見守るなか、ついに2位と1位が連続で発表。2位にシナモロール、1位にポムポムプリンの名が呼ばれると、会場からは大きな歓声や悲鳴、拍手! ステージではシナモンとプリンが興奮を抑えきれないようにクルクル一緒に回ったり、向き合って体を揺らしたり。プリンは、「うわ~い、ホントに1位なの~? やったぁ~!! たっくさんの応援、本当にありがとうー! おいしいものをいーっぱい用意して、みんなにお礼がしたいなぁ。のんびりマイペースな僕だけど、これからもよろしくね!」とあいさつ。会場から大きな「おめでとう!!」の声がかけられると、よく聞こうとするように片耳を上げて応える様子もチャーミングだった。
この日は、サンリオキャラクターをお祝いしようと、スペシャルゲストとしてあのが登場。さらに、あのの推しキャラクターであり、パートナー部門ではコラボも果たしたバッドばつ丸も。キックボードでサプライズ登場し、会場を盛り上げていた。
ステージ最後には、早くも『2026年サンリオキャラクター大賞』、『SANRIO FES 2026』の開催も発表。来年、このステージで大賞に輝くのは一体どのキャラクターなのか。1年後も楽しみだ。
(写真・文:於ありさ)
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■90位から11位を発表、『ラヴィット!』のあのキャラクターも登場
『2025年サンリオキャラクター大賞』のキービジュアルと、大きなバルーンが飾られた会場内。今年は、初の2日間開催(6月28日・29日)、会場も神奈川・パシフィコ横浜の展示ホール(B・C・D)とより大規模になっただけあり、装飾もかなり豪華になっていた。
各キャラクターごとに設えられたブースは“家”の形をしており、まるでサンリオの街に迷い込んだような没入感。マイメロディは「メロディのケーキ屋さん」、クロミは「クロミの名言診断」、はぴだんぶいは「はぴだん別荘」と、各キャラクター“らしい”ブースが並び、それぞれのファンで賑わっていた。
そして、29日の午後1時。カウントダウンとともにいよいよスタートしたのが、「2025年サンリオキャラクター大賞結果発表」のステージ。好きなキャラクターたちの雄姿を見届けたいと、続々とサンリオファンが集まると、まずは90位から61位までを一気に発表。さらに11位までと続き、徐々に会場は熱を帯び、ファンたちの喜びや驚きの声が大きくなっていく。
今回の注目は、大きく順位を上げたキャラクターに贈られた「ジャンプアップ賞」。受賞したのは、海ぼうずの赤ちゃん・プワワ(82位→60位)と、海外で多くの票を獲得したチョコキャット(46位→24位)。また、40位のキャラクターに贈られる「40周年特別賞」は、ハローキティのおうちに住んでいるタイニーチャムが受賞した。ハローキティとおそろいのりぼんがかわいらしいキャラクターで、特別賞にちなんだスペシャルなデザインのイラストも公開。大きな歓声が沸き上がった。
パートナー部門では、日本でいちばん明るい朝番組『ラヴィット!』(TBS系)のマスコットキャラクターであるラッピーが1位に。意外にもステージに登場し、右手をLにする「ラヴィット!」ポーズで会場を盛り上げた。
特別賞やパートナー部門の発表のあとは、いよいよトップ10だ。発表を前に、10位に入ったキャラクターたちが全員ステージに登場。ドキドキワクワク、それぞれの仕草で発表を待ち、仲間たちと励まし合う姿がかわいらしい。
そして、10位からの発表で最初に名前を呼ばれたのは…あひるのペックル! 1994年以来、実に31年ぶりのトップ10入りとなっただけに、ステージに上がっただけでうれしそうだったペックル。楽しそうに駆け回り、自身の名前が呼ばれると大きく飛び跳ねる姿が印象的だった。
その後、9位タキシードサム、8位ハンギョドン、7位リトルツインスターズ、6位マイメロディ…と続々と発表されると、会場のボルテージはどんどん上昇。ステージ上も、一緒になって喜びあったり、手を取りあってソワソワをなだめたり、キャラクターたちも大騒ぎ。
ここで、いよいよトップ5の発表。ハローキティが5位にランクインして可愛らしくポーズを決めたあと、続く4位で名前を呼ばれたのは…クロミ! 昨年、自身初のトップ3入りを果たしたこともあり、悔しそうにその場にしゃがみ込んでしまうクロミ。その瞬間、ステージの端にいたマイメロディが飛んできて、クロミを優しく抱きしめ励ます場面も。これには思わず感涙したファンも多いだろう。友だちであり、ライバルでもある“メロクロ”らしい1シーンだった。
さらに、昨年4位だったポチャッコが3位に返り咲きを果たすと、ユニット“はぴだんぶい”として共に活動するあひるのペックルやタキシードサム、ハンギョドンが一緒に喜ぶ一幕も。仲間の喜びを一緒に分かちあう姿は、とてもハートフルな光景だった。
■9年ぶり1位のポムポムプリン、シナモロールと一緒に大興奮!
3位までが発表され、いよいよ残るは1位と2位。ステージ中央には、まだ名前を呼ばれていないシナモロールとポムポムプリンが寄り添うように立ち、会場の熱気も最高潮。シナモロールは2017年から2024年まで5連覇を達成しており、さらにその記録を伸ばすのか…。昨年は4位となったポムポムプリンは、今年は初回速報も中間発表も1位だったが…。
会場が固唾を飲んで見守るなか、ついに2位と1位が連続で発表。2位にシナモロール、1位にポムポムプリンの名が呼ばれると、会場からは大きな歓声や悲鳴、拍手! ステージではシナモンとプリンが興奮を抑えきれないようにクルクル一緒に回ったり、向き合って体を揺らしたり。プリンは、「うわ~い、ホントに1位なの~? やったぁ~!! たっくさんの応援、本当にありがとうー! おいしいものをいーっぱい用意して、みんなにお礼がしたいなぁ。のんびりマイペースな僕だけど、これからもよろしくね!」とあいさつ。会場から大きな「おめでとう!!」の声がかけられると、よく聞こうとするように片耳を上げて応える様子もチャーミングだった。
この日は、サンリオキャラクターをお祝いしようと、スペシャルゲストとしてあのが登場。さらに、あのの推しキャラクターであり、パートナー部門ではコラボも果たしたバッドばつ丸も。キックボードでサプライズ登場し、会場を盛り上げていた。
ステージ最後には、早くも『2026年サンリオキャラクター大賞』、『SANRIO FES 2026』の開催も発表。来年、このステージで大賞に輝くのは一体どのキャラクターなのか。1年後も楽しみだ。
(写真・文:於ありさ)
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