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『スター・ウォーズ/シスの復讐』日本初上映から20周年 “選ばれし者”の衝撃の結末を振り返る

エンタメ
2025-07-09 22:52
『スター・ウォーズ/シスの復讐』日本初上映から20周年 “選ばれし者”の衝撃の結末を振り返る
『スター・ウォーズ/シスの復讐(エピソード3)』ディズニープラスにて見放題独占配信中(C)2025 Lucasfilm Ltd.
 はるか彼方の銀河系の物語を描く「スター・ウォーズ」シリーズの6作目『スター・ウォーズ/シスの復讐(エピソード3)』は、今年(2025年)で公開20周年。2005年5月19日に全米で公開されるや大きな話題を呼び、日本では同年7月9日に公開された。

【画像】ヘイデン・クリステンセン演じるアナキン・スカイウォーカー

 ジョージ・ルーカス監督による本作は、新三部作の“悲劇の核心”ともいえる物語。若きジェダイのアナキン・スカイウォーカーは、共和国を陰から蝕むダース・シディアスの策略に絡め取られ、愛する妻パドメの命を救いたい一心でダークサイドへと堕ちる。選ばれし者だったはずのアナキンが、シスの暗黒卿ダース・ベイダーへと転落していく過程が、壮絶なアクションと深い悲劇を伴って描かれた。

 特にクライマックスで描かれる、かつての師であり兄弟同然だったオビ=ワン・ケノービとの死闘は、シリーズ屈指の名場面として語り継がれている。火山惑星ムスタファで繰り広げられたこの子弟対決は、「スター・ウォーズ」シリーズで初めて同じ色のライトセーバー同士がぶつかり合った伝説的なシーンだ。

 自分が手塩にかけて育てた弟子のアナキンから「あんたが憎い!」と恨みをぶつけられたオビ=ワンは、「弟だと思っていた!愛していた!」と悲痛な言葉を残し、マグマに飲み込まれていくアナキンを見捨てて立ち去る。その後、アナキンがシリーズ屈指の悪役ダース・ベイダーへと変わっていく結末は、世界中に大きな衝撃を与えた。

 アメリカでは公開初日が平日だったため、仮病を使って仕事を休み映画館に向かう観客が続出。「アメリカ経済に大きな損失を与えた」とまで言われるほどの社会現象になった。日本でも初日から熱心なファンが劇場に詰めかけ、大きな話題を呼んだ。

 そんな歴史的な名作の誕生から20年を経た今も、「スター・ウォーズ」のキャラクターたちは世界中で愛され続けている。今年4月には幕張メッセで「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」が開催され、国内外から約10万人が集結。アナキン/ダース・ベイダー役のヘイデン・クリステンセンも来日し、会場ではファンから誕生日を祝福されるなど、大きな盛り上がりを見せた。

 「スター・ウォーズ」の銀河は今後もさらに広がっていく。『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』(2026年5月22日公開)、ライアン・ゴズリング主演、ショーン・レヴィ監督作『スター・ウォーズ/スターファイター(原題)』(2027年5月28日全米公開)をはじめ、旧三部作より2万5000年前を舞台にした過去編、帝国残党と新共和国の戦いを描く現在編、『スカイウォーカーの夜明け(エピソード9)』から15年後を描く未来編の3つの新作映画も控えている。

 現在、シリーズ全9エピソードをはじめ、サーガから派生するオリジナルドラマやアニメ作品は、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で配信中。

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