2024年に日本公開された『オッペンハイマー』で話題を呼んだクリストファー・ノーラン監督の最新作『オデュッセイア』（原題：The Odyssey）の日本公開が、2026年に決定した（配給：ビターズ・エンド ユニバーサル映画）。

【画像】クリストファー・ノーラン監督

　本作は、西洋文学の金字塔とされる古代ギリシャの詩人ホメロスによる英雄叙事詩「オデュッセイア」を、IMAXの巨大スクリーンに史上初めて映し出す作品となる。

　監督・脚本を務めるのはクリストファー・ノーラン。世界各地で撮影を行い、神話の世界を壮大なスケールで描き出す。映画史上初めて全編をIMAXカメラで撮影し、本作のために特別に開発された新技術も導入されているという。主演はアカデミー賞受賞俳優のマット・デイモンが務め、イタケーの王・オデュッセウスを演じる。

　製作は、アカデミー賞受賞歴を持つプロデューサー、エマ・トーマスとノーランの制作会社「シンコピー」が担当。

　これまでノーラン監督が手がけた『オッペンハイマー』『TENET テネット』『ダンケルク』『インターステラー』『インセプション』、そして『ダークナイト』三部作の世界興行収入は、総計60億ドル（約8801億円、※1ドル＝146.69円換算）を突破。これらの作品で49回のアカデミー賞ノミネート、18部門受賞を果たしている。

　特に『オッペンハイマー』は全世界で約10億ドルの興行収入を記録し、アカデミー賞では監督賞、作品賞を含む7部門を受賞。日本でも日本アカデミー賞最優秀外国作品賞やキネマ旬報ベスト・テンの外国映画、外国映画監督賞1位に輝くなど、多くの賞を受賞した。

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