エンタメ
2025-07-12 04:00

7人組グループ・Travis Japanの七五三掛龍也が、東京・EX THEATER ROPPONGIおよび大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演される黒柳徹子のライフワーク公演『ハロルドとモード』に出演することが決定した。七五三掛は“死にたがりの19歳”ハロルドとして黒柳演じる79歳のモードとのラブストーリーに挑戦する。
【写真】ぎゅっと集まりキュートな笑顔をみせるTravis Japan
今作は、1971年にアメリカで公開された映画『ハロルドとモード』を原作とし、2020年より黒柳のライフワークとして舞台化。物語の軸は、“生”を全身で肯定する79歳の女性・モードと、“死”に執着する19歳の少年・ハロルドという真逆の2人。孤独と皮肉に満ちた青年が、破天荒で自由奔放な女性と出会い、やがて心の奥に眠る希望を見つけていく。
“命はやがて終わる。だからこそ、生きることはこんなにも愛おしい”。そんなメッセージを、ユーモアと詩情を交えて繊細に描き出す珠玉のヒューマンドラマ。6度目のモード役を務める黒柳が、1977年に来日公演で本作と出会って以来、40年以上にわたり出演を夢見てきたモードという役はまさに人生を体現する存在となった。
そして、2025年版のハロルド役に決まったのは七五三掛。初演(2020)の生田斗真をはじめ、藤井流星(2021/WEST.)、佐藤勝利(2022/timelesz)、向井康二(2023/Snow Man)、松島聡(2024/timelesz)らが演じてきた“ハロルドの系譜”を継ぐ、新たな担い手として登場する。
物語は、狂言自殺を繰り返す19歳の青年・ハロルドと、何事にも縛られず人生を楽しみ尽くす79歳の女性・モードが出会うことから始まる。他人の葬式に参列するという風変わりな“趣味”を通じて距離を縮める2人。死に囚われていたハロルドが、モードとの時間を通して少しずつ“生きること”の喜びを知っていく。ラブストーリーでありながら、人生そのものへの賛歌ともいえる作品となっている。
共演には、森迫永依、前野朋哉、松尾貴史、和久井映見らが参加。それぞれが異なる“死生観”をにじませながら、物語に深みと余白をもたらす。演出は、2020年の初演から本作に携わるG2が担当。朗読劇としての台本からスタートした今作を、ピアノの生演奏や緻密な間合い、照明や美術にまで意匠を凝らしてつむぎあげるG2の世界観にも注目だ。
9月30日から10月10日までEX THEATER ROPPONGI、10月16日から19日まで大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。
■キャストコメント
▼黒柳徹子
喜劇がお好きな皆さまへ
皆さま、こんにちは。今年も朗読劇『ハロルドとモード』をやらせていただきます。今年のハロルドはTravis Japan(トラヴィス ジャパン)の七五三掛龍也さんです。今年も魅力的な顔ぶれがご出演くださいます。ハロルドの母親は和久井映見さん。フィネガン神父は松尾貴史さん。若い女性は森迫永依さん。ハーレイ医師は前野朋哉さん。とても楽しみです。朗読劇は6年目を迎えました。
装置がなく、動きもありませんが、皆さまは、たくさんのことを感じ取ってくださいます。その間、たくさんの感想をお聞かせいただきましたが、皆さまの想像豊かさに、毎年毎年感動しています。この作品は、おもしろい変わったお婆さんのモードと、青年ハロルドとのラブストーリーです。ハロルドはお金持ちの息子ではありますが、孤独で「人生、死んだほうがまし」と考えているような手のかかる青年です。でも、変わってるモードに対しては、心を許していきます。
私が『ハロルドとモード』の舞台を最初に見たのは1977年。モードを演じたのは、フランスの名優、ジャン=ルイ・バローの奥さん、マドレーヌ・ルノーでした。その後、文学座の先輩でもあった長岡輝子さんの舞台も見ました。笑いと涙が交錯して、とても印象的で、その時から、いつか、私もモードの役を、と思っていました。私は、いまでも涙が止まらなかった若い頃をなつかしく思い出します。
▼七五三掛龍也(Travis Japan)
「ハロルドとモード」への出演が決まり、とてもうれしいですし、それと同時に緊張もしています!ハロルド役は、これまでたくさんの事務所の方々が演じられてきました。今回、僕にバトンタッチをしていただくことになり、身が引き締まる思いです!決まったことをTravis Japanのメンバーに話したのですがとても喜んでくれました。
黒柳徹子さんは、芸能界の大先輩であり、小さい頃から拝見していた存在なので、このような形でご一緒させていただけてとてもうれしく思います。徹子さんが長年、大切に演じてこられたモードとの関係を築いていけるように努力を重ねたいです。ハロルド役を演じるのは、自分にとって大きな挑戦だと感じています。
ハロルドは愛に飢え、どこか子どもらしい純粋さを持っている青年です。その不器用さと繊細さを大切にして、彼がモードと出会って少しずつ変わっていく心の動きを丁寧に表現したいなと思っています。ハロルドが、少しずつ心を開き、愛を知っていく過程をみなさんに見守って頂けたらうれしいです!皆さんの心に残る作品になるよう、そして事務所の方々がバトンタッチしてくださったこの役を全力で演じます!ぜひ、足を運んでいただけたらうれしいです!よろしくお願いします!
■上演台本・演出:G2
正直なところ最初は朗読劇にまったく興味はありませんでした。ですが、徹子さんの「どうしても『ハロルドとモード』をやりたい」という熱意に共感し、6年前、台本も新たに執筆し「今までにない朗読劇を」のスローガンのもと上演しました。そう!6年前です。なんと!それから毎年上演、今年で6回目!これほどまでに再演を重ねてこれたのは、なんといっても徹子さんの熱意、そしてモード役を演じる徹子さんがとてつもなくキュート過ぎること。そしてモードがさりげなく説く、人生をいきるコツが、しっとりと心に染み渡ることかと思います。
もう一つの理由は、毎年、徹子さん以外のキャストが全員新しくなること、今年も、30歳なのにきっと19歳に見えるであろう七五三掛くんのハロルド、初めてお会いすることになる和久井映見さん、森迫永依さん、前野朋哉さん、久々にご一緒する松尾貴史さんらが繰り広げてくれる生のセッションのおもしろさが、今年も作品の魅力をさらに引き出してくれるはず。
キュートな装置、グラマラスな衣装、ハートフルな音楽、そして何よりも出演者の息の合ったやりとり、ちょっぴりブラックなジョークに笑っていただき、そして最後は…。人間や人生についてピュアに感じることができる舞台です。生きているすばらしさを実感できる時間を、ぜひ体験しにいらっしゃってください!
■ストーリー
自らの死を演出することでしか存在を証明できなかった19歳の青年・ハロルド(七五三掛龍也)。ある日、“赤の他人の葬式への参列”という趣味を通じて、破天荒でキュートな79歳の女性・モード(黒柳徹子)と出会う。初めて“心から一緒にいたい”と思える人と出会ったハロルドは、少しずつ“生”の意味を見つけていく。そんな中、彼はモードの80歳の誕生日パーティーを計画するが…。
【写真】クールな表情&スタイリッシュな衣装が魅力的なTravis Japan
【動画】Travis Japanが着ぐるみを身に着けダンス
【ジャケット写真】クール!ブラック衣装でこちらをみつめるTravis Japan
【番組カット】両⼿でハートを作って猛アピールする七五三掛⿓也
【ライブ写真】圧巻パフォーマンス!“完全体”となった7人のTravis Japan
【写真】ぎゅっと集まりキュートな笑顔をみせるTravis Japan
今作は、1971年にアメリカで公開された映画『ハロルドとモード』を原作とし、2020年より黒柳のライフワークとして舞台化。物語の軸は、“生”を全身で肯定する79歳の女性・モードと、“死”に執着する19歳の少年・ハロルドという真逆の2人。孤独と皮肉に満ちた青年が、破天荒で自由奔放な女性と出会い、やがて心の奥に眠る希望を見つけていく。
“命はやがて終わる。だからこそ、生きることはこんなにも愛おしい”。そんなメッセージを、ユーモアと詩情を交えて繊細に描き出す珠玉のヒューマンドラマ。6度目のモード役を務める黒柳が、1977年に来日公演で本作と出会って以来、40年以上にわたり出演を夢見てきたモードという役はまさに人生を体現する存在となった。
そして、2025年版のハロルド役に決まったのは七五三掛。初演(2020)の生田斗真をはじめ、藤井流星(2021/WEST.)、佐藤勝利(2022/timelesz)、向井康二(2023/Snow Man)、松島聡(2024/timelesz)らが演じてきた“ハロルドの系譜”を継ぐ、新たな担い手として登場する。
物語は、狂言自殺を繰り返す19歳の青年・ハロルドと、何事にも縛られず人生を楽しみ尽くす79歳の女性・モードが出会うことから始まる。他人の葬式に参列するという風変わりな“趣味”を通じて距離を縮める2人。死に囚われていたハロルドが、モードとの時間を通して少しずつ“生きること”の喜びを知っていく。ラブストーリーでありながら、人生そのものへの賛歌ともいえる作品となっている。
共演には、森迫永依、前野朋哉、松尾貴史、和久井映見らが参加。それぞれが異なる“死生観”をにじませながら、物語に深みと余白をもたらす。演出は、2020年の初演から本作に携わるG2が担当。朗読劇としての台本からスタートした今作を、ピアノの生演奏や緻密な間合い、照明や美術にまで意匠を凝らしてつむぎあげるG2の世界観にも注目だ。
9月30日から10月10日までEX THEATER ROPPONGI、10月16日から19日まで大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。
■キャストコメント
▼黒柳徹子
喜劇がお好きな皆さまへ
皆さま、こんにちは。今年も朗読劇『ハロルドとモード』をやらせていただきます。今年のハロルドはTravis Japan(トラヴィス ジャパン)の七五三掛龍也さんです。今年も魅力的な顔ぶれがご出演くださいます。ハロルドの母親は和久井映見さん。フィネガン神父は松尾貴史さん。若い女性は森迫永依さん。ハーレイ医師は前野朋哉さん。とても楽しみです。朗読劇は6年目を迎えました。
装置がなく、動きもありませんが、皆さまは、たくさんのことを感じ取ってくださいます。その間、たくさんの感想をお聞かせいただきましたが、皆さまの想像豊かさに、毎年毎年感動しています。この作品は、おもしろい変わったお婆さんのモードと、青年ハロルドとのラブストーリーです。ハロルドはお金持ちの息子ではありますが、孤独で「人生、死んだほうがまし」と考えているような手のかかる青年です。でも、変わってるモードに対しては、心を許していきます。
私が『ハロルドとモード』の舞台を最初に見たのは1977年。モードを演じたのは、フランスの名優、ジャン=ルイ・バローの奥さん、マドレーヌ・ルノーでした。その後、文学座の先輩でもあった長岡輝子さんの舞台も見ました。笑いと涙が交錯して、とても印象的で、その時から、いつか、私もモードの役を、と思っていました。私は、いまでも涙が止まらなかった若い頃をなつかしく思い出します。
▼七五三掛龍也(Travis Japan)
「ハロルドとモード」への出演が決まり、とてもうれしいですし、それと同時に緊張もしています!ハロルド役は、これまでたくさんの事務所の方々が演じられてきました。今回、僕にバトンタッチをしていただくことになり、身が引き締まる思いです!決まったことをTravis Japanのメンバーに話したのですがとても喜んでくれました。
黒柳徹子さんは、芸能界の大先輩であり、小さい頃から拝見していた存在なので、このような形でご一緒させていただけてとてもうれしく思います。徹子さんが長年、大切に演じてこられたモードとの関係を築いていけるように努力を重ねたいです。ハロルド役を演じるのは、自分にとって大きな挑戦だと感じています。
ハロルドは愛に飢え、どこか子どもらしい純粋さを持っている青年です。その不器用さと繊細さを大切にして、彼がモードと出会って少しずつ変わっていく心の動きを丁寧に表現したいなと思っています。ハロルドが、少しずつ心を開き、愛を知っていく過程をみなさんに見守って頂けたらうれしいです!皆さんの心に残る作品になるよう、そして事務所の方々がバトンタッチしてくださったこの役を全力で演じます!ぜひ、足を運んでいただけたらうれしいです!よろしくお願いします!
■上演台本・演出:G2
正直なところ最初は朗読劇にまったく興味はありませんでした。ですが、徹子さんの「どうしても『ハロルドとモード』をやりたい」という熱意に共感し、6年前、台本も新たに執筆し「今までにない朗読劇を」のスローガンのもと上演しました。そう!6年前です。なんと!それから毎年上演、今年で6回目!これほどまでに再演を重ねてこれたのは、なんといっても徹子さんの熱意、そしてモード役を演じる徹子さんがとてつもなくキュート過ぎること。そしてモードがさりげなく説く、人生をいきるコツが、しっとりと心に染み渡ることかと思います。
もう一つの理由は、毎年、徹子さん以外のキャストが全員新しくなること、今年も、30歳なのにきっと19歳に見えるであろう七五三掛くんのハロルド、初めてお会いすることになる和久井映見さん、森迫永依さん、前野朋哉さん、久々にご一緒する松尾貴史さんらが繰り広げてくれる生のセッションのおもしろさが、今年も作品の魅力をさらに引き出してくれるはず。
キュートな装置、グラマラスな衣装、ハートフルな音楽、そして何よりも出演者の息の合ったやりとり、ちょっぴりブラックなジョークに笑っていただき、そして最後は…。人間や人生についてピュアに感じることができる舞台です。生きているすばらしさを実感できる時間を、ぜひ体験しにいらっしゃってください!
■ストーリー
自らの死を演出することでしか存在を証明できなかった19歳の青年・ハロルド(七五三掛龍也)。ある日、“赤の他人の葬式への参列”という趣味を通じて、破天荒でキュートな79歳の女性・モード(黒柳徹子)と出会う。初めて“心から一緒にいたい”と思える人と出会ったハロルドは、少しずつ“生”の意味を見つけていく。そんな中、彼はモードの80歳の誕生日パーティーを計画するが…。
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