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菅野美穂×赤楚衛二『近畿地方のある場所について』テレビ放送NGを含む予告映像4本解禁

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2025-07-24 18:27
菅野美穂×赤楚衛二『近畿地方のある場所について』テレビ放送NGを含む予告映像4本解禁
映画『近畿地方のある場所について』(8月8日公開)(C)2025「近畿地方のある場所について」製作委員会
 俳優の菅野美穂と赤楚衛二がダブル主演を務める映画『近畿地方のある場所について』(8月8日公開)より、“ある場所”を解き明かす鍵となる4本の特別予告映像が一挙公開された。中には、テレビ放送NGの“禁断映像”も含まれているという。

【動画】“ある場所”へと繋がる禁忌な予告4本

 4本のうちの1本は、椎名林檎が手がけた主題歌「白日のもと」入りの予告映像。オカルトライター・千紘(菅野)の「私の友人が消息を断ちました」という静かな独白から始まる。虚ろな目でカメラを見つめる千紘の姿は、ただならぬ不穏さを漂わせる。そして、編集記者・小沢(赤楚)の「近畿地方に何かありますね」の一言をきっかけに、画面が一変。

 “身代わり”“味がしないのだ”“うちへきませんか、かきもありますよ”――意味不明で不気味なテロップが次々と浮かび上がる。これらは“場所”への手がかりか、それともさらなる混乱への誘いか──?

 2本目は、怪異に巻き込まれた大学生・目黒(のせりん)が、自室のベランダに“赤い服の女”が立っているのを目撃し、その異様な光景をスマホに記録していた映像を使用。「僕の部屋のベランダに、女の人が立ってて…」と声を震わる目黒。そのすぐ後に、小沢が「撮ったんですか!?」と食い気味に問いかける声が重なる。映像に映し出されるのは、暗がりのベランダにひっそりと佇む、真っ赤な服の女。室内を覗き込むように顔を近づけながら、ゆっくりと、まるで何かを確かめるように両手を持ち上げていく。赤い服の女の正体は?彼女はそこで何をしていたのか?目黒の息遣いや震える手元が映す手ブレ映像のリアルさに、思わず背筋が凍る一本となっている。

 続いては、その名前だけで恐怖を呼び起こす「首吊り屋敷」への潜入映像。心霊スポットに突撃取材を繰り返す動画配信者の“凸劇ヒトバシラ”が訪れたその屋敷は、床に血のようなシミが点在し、無数に貼られた不可解なお札が壁を覆い尽くす、常軌を逸した空間だった。次第にパニック状態に陥り泣きじゃくるヒトバシラ。視線の先には、天井から大量の首吊り縄がぶら下がっていた。

 生配信のコメント欄には、緊張感に満ちた視聴者の声が次々と飛び交う。「やばいやばいやばい」「後ろに誰かいる」「あれは一体…」そして不意に現れる、不可解なある言葉…「ありがとうございます」。ヒトバシラが背後を振り返り絶叫した瞬間、映像は激しく乱れ、そこで途絶えてしまう。果たして彼の身に一体何が起きたのか!?

 4本目は、どこか“平成の香り”が漂うテレビ番組風の映像。女子高生の最新トレンドを追う内容らしく、制服姿の彼女たちがインタビューに答えている。最新の流行について尋ねられた彼女たちは、「不幸のメール」を紹介。懐かしいガラケーの画面には、「3人以上に送らなければ死ぬ」という、いわゆる悪質なチェーンメールの文面が映し出される。その中の一人の女子高生が、カメラに向かって元気よく「私が死ぬわけねーだろ!」と言い放つが――。その後、千紘が目にする調査資料には、その女子高生と思しき写真と共に「集団自殺」という忌まわしい文字が記されていた。果たして彼女は、怪異の餌食となってしまったのか――。

 一見バラバラに見える4つの映像は、すべて“近畿地方のある場所”へとつながっていく──。


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