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『バレリーナ』公開中 ランス・レディックが最後に残した言葉「ジョンは魂、シャロンは心」

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2025-08-31 22:37
『バレリーナ』公開中 ランス・レディックが最後に残した言葉「ジョンは魂、シャロンは心」
映画『バレリーナ:The World of John Wick』(公開中)(R), TM & (C)2025 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
 キアヌ・リーブスの超絶アクションと独自の世界観で人気を博す「ジョン・ウィック」シリーズ。そのスピンオフ最新作『バレリーナ:The World of John Wick』が公開中だ。

【動画】シャロン役ランス・レディック、最後のインタビュー

 本作は『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019年)の時間軸と交差しながら描かれる、新たな“復讐の女神”イヴ(アナ・デ・アルマス)の物語。シリーズ5度目となるキアヌ・リーブスの出演に加え、ニューヨーク・コンチネンタルホテルの忠実なコンシェルジュ、シャロンも登場する。

 紳士的で頼れる存在としてファンに愛されてきたシャロンを演じるのは、アメリカ人俳優ランス・レディック。『ジョン・ウィック』(14年)から『コンセクエンス』(23年)まで全作品に出演してきたが、23年3月、60歳で急逝。『バレリーナ』がシリーズにおける遺作となった。

 1962年生まれのランスは、イーストマン大学で音楽を学んだ後、イェール大学演劇学校で演技を専攻。『LOST』や『FRINGE/フリンジ』など人気ドラマに出演し、ミュージシャンとしても活動。映画では『サウンド・オブ・サイレンス』(01年)、『エンド・オブ・ステイツ』(19年)、『ゴジラvsコング』(21年)など幅広いジャンルで活躍した。

 シリーズを通してのシャロンの姿は、多面性に富んでいる。初登場の第1作ではミステリアスなコンシェルジュとして、続く『ジョン・ウィック:チャプター2』(17年)ではジョンの愛犬を預かる優しさを、そして『パラベラム』ではジョンと並んで銃撃戦を展開する姿を見せた。『バレリーナ』の撮影が行われたのは、シャロンが死を遂げる『コンセクエンス』の公開前で、ランスは再びシャロンとしてスクリーンに立つ機会を得た。

 インタビュー映像でランスは、本作の脚本を初めて読んだ際、シリーズの新たな広がりに驚くと同時にシェイクスピア作品を思い起こしたと語る。

 「最初の『ジョン・ウィック』は、登場人物が文化的制約の中で個性を主張していた。しかし『バレリーナ』はそれを“家族”の次元にまで広げている。『リア王』や『ハムレット』、あるいはギリシャ悲劇を想起したんだ」と、その完成度に感銘を受けたことを明かしている。

 また、シリーズ初の女性主人公イヴを演じたアナ・デ・アルマスについても言及。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(21年)で彼女のアクションを初めて見たというランスは、本作で求められるのは「よりタフで、同時に哀愁も漂う役柄」だと分析。アナは「繊細さと強さを兼ね備えた稀有な俳優」だと高く評価している。劇中ではイヴとシャロンが会話するシーンもあり、2人の初共演にも注目だ。

 自身の役についても「これまで演じたどの役とも違う」と振り返り、「最初はミステリアスだったが、シリーズを通して心を持った存在へと変化していった」と語る。「ジョンが作品の“魂”なら、シャロンは“心”だ」と語ったランス。彼の言葉は、シリーズを支えてきた存在の重みを感じさせる。


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