E START

E START トップページ > エンタメ > ニュース > 『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』特報&ポスター全世界解禁

『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』特報&ポスター全世界解禁

エンタメ
2025-09-23 00:19
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』特報&ポスター全世界解禁
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』ポスター (C)2025 Lucasfilm Ltd.
 1977年の誕生以来、世代を超えて社会現象を巻き起こしてきた「スター・ウォーズ」シリーズの最新作となる、映画『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』(2026年5月22日、日米同時公開)の特報、さらにポスターが全世界で解禁された。

【動画】世界中の「スター・ウォーズ」ファン待望の初映像

 『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019年)以来、約7年ぶりの劇場公開作品となる本作は、ダース・ベイダー亡き後、新共和国の統治は行き届かず、旧帝国軍の残党や無法者が跋扈(ばっこ)する混迷の時代を描く。孤高の賞金稼ぎマンダロリアン/ディン・ジャリンと、ヨーダと同じ種族に生まれた幼いグローグーの旅が、親子のような絆を軸に展開される。

 解禁された特報映像には、いたずら好きで食いしんぼうなグローグーの無邪気な姿が収められている。フォースを使って食べ物を取ろうとして怒られたり、緊張感が走るシーンでもお菓子をむしゃむしゃ食べていたり、愛くるしさ全開。さらに水の中を一生懸命泳ぐ姿や、ドロイドの小さな修理屋アンゼラ人と宇宙船に乗る姿、フォースで敵を攻撃しアンゼラ人からほめられて得意げな姿なども。

 そして、マンダロリアンとグローグーの旅の始まりも予感させる。砂漠の星で、マンダロリアンとグローグーがターゲットを探す所から映像は始まり、グローグーが宇宙船の操作を“お手伝い”しながら銀河に旅立つ様子や、闘技場のような場所でジャバ・ザ・ハットと同じ種族のキャラクターが雄叫びを上げるシーン、そして『スター・ウォーズ/帝国の逆襲(エピソード5)』にも登場した四足歩行の戦闘ビークルAT-ATをマンダロリアンが破壊するド派手なアクションシーンもたっぷり。

 ポスターにはマンダロリアンに抱えられるグローグーだけでなく、シガーニー・ウィーバー演じる未だ明かされていないキャラクターや4人のアンゼラ人、反乱軍の戦士ゼブやジャバ・ザ・ハットとその息子らしきキャラクターらが描かれており、まだ見ぬ銀河の壮大な冒険に期待が高まるばかり。

 製作はジョン・ファブロー監督とデイヴ・フィローニが担当。ファブロー監督は「『スター・ウォーズ』は観ていなくても楽しめる普遍的な物語。マンダロリアンとグローグーにはその力がある」と自信を示す。シリーズの生みの親ジョージ・ルーカスからも直接助言を受けるなど、“スター・ウォーズ”の精神を色濃く継承した作品となる。

■ストーリー

 『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還(エピソード6)』の後。ルーク・スカイウォーカーが帝国の邪悪な皇帝の前でダース・ベイダーとの最後の戦いに挑み、帝国が崩壊した後の物語。ルーク、レイア、ハン・ソロら反乱軍の活躍で銀河に平和は訪れるはずだったのだが、新共和国の統治は銀河の隅々まで手が届かず、分散した帝国軍の残党や無法者がのさばり混沌としていた。

 秘めた力を悪用するため、帝国軍の残党たちに次々と狙われるまだ言葉も話せない長寿種族(※ジェダイ・マスターのヨーダと同じ)でひとりぼっちの幼いグローグー。そんな幼い孤児グローグーに不思議な縁を感じ、彼を守り、共に旅をする事を決断したのが、かつてクローン大戦で両親を失った孤高の賞金稼ぎマンダロリアン/ディン・ジャリンだった。危険な敵との戦いと次々と襲いかかる苦難…、新共和国も、崩壊した帝国も機能していない危険で混沌とした時代の中で2人は親子のような絆を育んでいく。

 「スター・ウォーズ」シリーズをこよなく愛する製作陣が「ジョージ・ルーカスがもし今、続編を作るとしたら」という発想のもと、ジョージ・ルーカスの「スター・ウォーズ」の魂を色濃く継承。ジョン・ファブロー監督は10歳の時に初めて映画館で『スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)』を見て人生が大きく変わったと語るほど、筋金入りの「スター・ウォーズ」愛を持ち、制作前には「スター・ウォーズ」の物語をつくるにおいてのアドバイスをジョージ・ルーカス本人から直々に受けた事を明かしている。

 製作総指揮であるデイヴ・フィローニは多くの作品でルーカスから直々に「スター・ウォーズ」の魂と制作方法を学び、ルーカスのビジョンを実現できる後継者として、ルーカスフィルムの最高クリエイティブ責任者(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)を務める人物だ。

 そんな「スター・ウォーズ」を制作するにふさわしい2人はルーカス同様に日本を愛しており、『子連れ狼』に登場する拝一刀と息子・大五郎の関係性をマンダロリアンとグローグーに反映させ、日本の巨匠・黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』や『七人の侍』などの時代劇から多大な影響を受けている「スター・ウォーズ」の魂が受け継がれている。これまで正史で描かれてきた“家族“の物語を継承し、マンダロリアンとグローグーという親子のような絆と冒険を描く、銀河を舞台した壮大な“愛と喪失”の物語に世界中の期待が高まっている。

 「「スター・ウォーズ」を観ている、観ていないに関わらずお楽しみいただける作品です。」と自信を持って語る監督のジョン・ファブローは「『新たなる希望』公開当時、この世界観を誰一人知らないにも関わらず、冒頭のオープニングクロールが終わった途端に映画館の観客は物語の中に放り込まれます。しかし観客は”置いてけぼり”になりません。キャラクターが力強く神話的であるため観客はその世界にすぐに浸ることができ、みんなで一緒に楽しめるのです。私たちは『スター・ウォーズ』のその側面を意識していますし、幸運なことにマンドー(マンダロリアン)とグローグーにはその力があるのです」と、力強く説明している。


関連記事


【画像】『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』邦題ロゴ
【画像】『新たなる希望』『帝国の逆襲』オリジナル・サウンドトラック
新作映画『スター・ウォーズ:スターファイター』地中海のどこかで撮影中 レヴィ監督が現場写真をシェア
新作映画『スター・ウォーズ:スターファイター』撮影開始、エイミー・アダムスほかキャストを発表
『スター・ウォーズ』来年公開の新作映画の主人公“グローグー”に注目 これまでの“冒険”を振り返る

ページの先頭へ