
俳優の山田裕貴さんが、単行本『怪人』を発売することを記念し、SHIBUYA TSUTAYAにて「怪人」発売記念会見に登壇しました。
【写真を見る】【 山田裕貴 】 ファン待望の単行本発売 「休暇が欲しい」 理由は 「自分のなかの心のキャパを増やすため」
今月14日に発売された『怪人』は、「役を生きる」をテーマに山田さんが『TVガイドdan』で6年間に渡って連載してきた『山田裕貴の怪人百面相』をアップデートし、1冊にまとめたもの。
誌面では、これまでの連載では掲載しきれなかった全30テーマのアザーカットや、今作のために敢行されたという「滝行」の撮り下ろしロケの写真も掲載されています。
8年前に写真集を発売以来の書籍刊行。
“コロナ禍以降、僕は、ファンの人にお金を使ってもらうのは映画館で…とその思いだけだったので。自分にお金を使って貰うのは作品のためだけにしてほしいという思いがあった”という山田さん。
しかし編集担当者からの熱いオファーをきっかけにファン待望の単行本が発売されました。
“やっぱりファンの方へ「カタチになる恩返し」を何もしていないと思いまして、ひとつファンの人への「ありがとう」の気持ちになれば”と、ファンへの感謝の気持ちを語りました。
連載を続けていた6年間を振り返り、“僕の心意気と心は変わっていないんですけど、周りの方の対応は(変わった)。「山田くん!」とか「おい!ゆうき!」ってスタッフさんが呼んでくれていたのが、「あっ…山田さん」みたいになってきちゃった。悪いことじゃないんだけどこんなに距離あったっけ?”と。周りが僕をデカくしてくれているなぁと思うと同時にちょっと寂しさも感じる”と吐露。
『木の上の軍隊』『ベートーヴェン捏造』『爆弾』と注目作品3作を5か月間で撮影し、クランクアップ翌日から『ちるらん 新撰組鎮魂歌』のアクション練習を10日間行ってそのまま撮影していたと明かした山田さん。
“僕はこれでちゃんと準備が出来ているのかという不安というか…これは果たしていい俳優なのか自分に問うてしまう日々”と、人気俳優ならではの悩みを明かしました。
今一番したいことを聞かれると、“2つあります。贅沢は言わないから、(俳優としての)準備の期間が欲しい。贅沢を言うならちゃんとした休暇。それを考えなくていい時間。自分のなかの心のキャパを増やすために一回リセットしていろんな準備をしたい”と、どこまでも役者魂あふれる姿勢を見せてくれた山田さんでした。
【担当:芸能情報ステーション】
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