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“復讐劇の金字塔”を新たに映画化『モンテ・クリスト伯』切なくも美しいアザービジュアル&特別映像解禁

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2025-10-21 23:32
“復讐劇の金字塔”を新たに映画化『モンテ・クリスト伯』切なくも美しいアザービジュアル&特別映像解禁
映画『モンテ・クリスト伯』(11月7日公開)アザービジュアル (C)2024 CHAPTER 2 - PATHE FILMS - M6 FILMS - FARGO FILMS
 フランス国内で940万人を動員し、全世界興収1億ドルを突破したピエール・ニネ主演最新作『Le Comte de Monte-Cristo』(原題)が、『モンテ・クリスト伯』の邦題で、11月7日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される(配給:ツイン)。

【動画】インタビューを含む特別映像

 文豪アレクサンドル・デュマが執筆した『巌窟王』の名でも知られる傑作小説を新たに映画化。“復讐劇の金字塔”とも称されるドラマチックな展開は、ロマンス、サスペンス、アクションの枠を超え、激しい情念が渦巻く“究極の人間ドラマ”として、現代の私たちの心をも揺さぶる。

 将来を約束された若き航海士エドモン・ダンテスは、ある策略により無実の罪で投獄され、生きる気力を失っていた。絶望の中、脱獄を企てる老司祭との出会いにより、やがて希望を取り戻していく。司祭から学問と教養を授かり、さらにテンプル騎士団の隠し財宝の存在を打ち明けられる。

 囚われの身となって14年後…奇跡的に脱獄を果たしたダンテスは、莫大な秘密の財宝を手に入れ、謎に包まれた大富豪“モンテ・クリスト伯”としてパリ社交界に姿を現す。そして、自らの人生を奪った3人の男たちに巧妙に近づいていく──。

 主演のピエール・ニネは、『イヴ・サンローラン』(2014年)でセザール賞主演男優賞を史上最年少で受賞したフランスを代表するスター俳優。驚きの変装術や冷酷な計画を駆使する、数奇な運命を背負った男、ダンテスを優雅かつ繊細に演じきった。

 「壮大な叙事詩的な要素と、素晴らしい愛の物語の要素を併せ持った作品にしたかった」と語る本作の監督・脚本を務めたマチュー・デラポルトとアレクサンドル・ド・ラ・パトリエール。3年にわたる脚本執筆と準備を経て究極の映画化に成功した本作では、ピエール・ニネ演じるエドモン・ダンテス/モンテ・クリスト伯だけでなく感情豊かな登場人物たちにも注目だ。

 モンテ・クリスト伯を絶望の淵に追いやった<地位>を奪った野心家で金の亡者・ダングラールを演じるのは、『リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界』などで知られる名優パトリック・ミル。<名誉>を奪った冷淡な検事・ヴィルフォール役を演じるのは、『エル ELLE』などの個性派俳優ロラン・ラフィット。そしてかつては親友だったが同じ女性に恋をし、ダンテスを裏切る<愛>を奪った男・フェルナン役は、『12日の殺人』などのバスティアン・ブイヨンが演じている。

 また、モンテ・クリスト伯の復讐に関わる3人の若者を、今後の動向が注目される若手俳優たちが演じている。

 幼い頃に父に生き埋めにされかけた過去を持つアンドレア役のジュリアン・ドゥ・サン・ジャンは、Netflix映画『デリシャス』に出演。

 父親を殺害され奴隷として売りに出されたエデ役のアナマリア・ヴァルトロメイは、ベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞した『あのこと』に主演し、ポン・ジュノ監督の『ミッキー17』に出演するなど、活動の幅を広げている。2人は自らの境遇とモンテ・クリスト伯との出会いにより、ともに復讐を胸に誓う役どころだ。

 さらに、貴族として裕福に育ち、何も知らずに美しいエデに恋をするモンテ・クリスト伯の仇敵フェルナンの息子アルベールを演じたヴァシリ・シュナイダーは、映画のみならず舞台でも活躍している。

 公開に先立ち、約20年間に渡るモンテ・クリスト伯の激動の人生を時代ごとにとらえた、切なくも美しい3種類のアザービジュアルが解禁。

 「幸せの絶頂から、すべてを奪われた男」というコピーとともに、若きダンテスが愛する女性メルセデスと見つめ合う姿と、14年に渡る投獄で人生のどん底へと突き落とされた姿が切り取られている。

 「仮面の下に燃え上がる復讐の炎」とコピーが載せられたビジュアルでは、無実の罪によって投獄されたダンテスが、やがてモンテ・クリスト伯と名を変え自らを破滅に追いやった3人の宿敵への復讐を誓う姿が。

 「愛は、すべてを赦せるのか」というコピーが置かれたエデと彼女を見つめるアルベールのビジュアルでは、復讐に燃えるモンテ・クリスト伯とは対照的に、皮肉にもひかれ合う2人が描かれている。愛と憎しみ、裏切りと救済といった普遍的で壮大なテーマを描いた物語に期待が高まる内容となっている。

 なお、10月25日~11月7日、東京・日比谷シャンテ(地下2階 リンガーハット前)にて、ポスタービジュアルと今回解禁となったアザービジュアルが展示される。


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