エンタメ
2025-10-22 12:00

歌舞伎俳優の尾上松也が、ジャパニーズウイスキーの聖地・サントリー山崎蒸溜所を訪れるBS朝日『尾上松也が訪ねる 世界を魅了するジャパニーズウイスキー』が、26日に放送される(後9:00)。
【番組カット】ブレンダー室でテイスティングする尾上松也
ジャパニーズウイスキーは、なぜ今、世界で愛されているのか―。日頃から「山崎」を愛飲しているという松也が、その答えを求めて日本のウイスキー発祥の地、山崎を訪ねる。桂川・宇治川・木津川が合流する霧深い里は、湿潤な気候と名水「離宮の水」に恵まれ、古くから茶人や文化人に愛されてきた土地。ここに、サントリー創業者・鳥井信治郎が日本初の本格的なモルトウイスキー蒸溜所を建て、今に続く百年にわたる歴史が幕を開けた。
模倣から本物の製法を学んだ先人たちが、我が国ならではのウイスキー文化を生み出し、やがて世界に誇れる味わいへと進化させていった。松也が足を踏み入れた山崎蒸溜所では、今も匠の手によって多彩な原酒が生み出されている。仕込みから発酵、蒸溜、そして熟成へ――木桶とステンレスの発酵槽、形の異なる十数基の蒸溜釜、さらに何種類もの樽を使い分けることで、個性豊かな原酒が育まれている。
こうして生まれた多種多様な原酒を組み合わせ、理想の味わいへと磨き上げるのが「ブレンダー」。その中心に立つのが、日本を代表するチーフブレンダー・福與伸二さん。美味品質への追求のために、たった一滴の違いさえも見逃さず、日々のテイスティングを通して“味の設計図”を描く。長年にわたり積み重ねられた感性は、機械にもAIにも代えられない人間だけの技。繊細な味わいを守るその技は、若き世代のブレンダーたちへと受け継がれ、日々の訓練と対話によって磨かれている。松也は普段入ることのできないブレンダー室を見学、現在100種類以上の樽で熟成させた原酒をブレンドする工程について迫る。
さらに、鳥井信治郎がウイスキーづくりを始めて、100周年を迎えた2023年に公開が始まった、品質研究・技術開発用の小型蒸溜施設「パイロットディスティラリー」にも案内していただき、絶えずウイスキー文化の創造・発展に尽力する山崎蒸溜所のウイスキーづくりの情熱・精神を目の当たりに。
舞台はロンドンへ。世界の名酒が集まる本場イギリスは、ウイスキー文化の揺るぎない中心です。そんなロンドンのショップやバーでは、スコッチと肩を並べてジャパニーズウイスキーが扱われ、香りと味わいに魅了された愛飲家たちの声が響く。食文化の一部として定着し、国際的な舞台で確かな存在感を放っている。
そしてそのロンドンで、今年9月25日(現地時間)に開催された世界的な酒類コンペティション「第30回インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC:International Spirits Challenge 2025)」の授賞式において、ジャパニーズウイスキー「山崎18年」が全部門での最高賞「シュプリーム チャンピオン スピリット」を受賞。「山崎」ブランドとして、2023年の「山崎25年」、2024年の「山崎12年」に続く受賞となり、同一ブランドが3年連続で「シュプリーム チャンピオン スピリット」を受賞するのは、「ISC」史上初の快挙となった。山崎蒸溜所と日本のブレンダーが積み重ねてきた努力の結晶が、大輪の花を咲かせ、世界の頂点に立ったのだ。
「ジャパニーズウイスキーが海を越えて、本場イギリスで認められ世界に羽ばたいていることは、日本人としてとても誇らしく思えます」。松也の目を通して描かれる、土地・歴史・人の物語。グラス一杯の琥珀色には、日本の自然が育んだ恵み、匠の技の継承、そして伝統を超えて挑み続ける精神が宿っている。海を越えて世界中に広がり、人々の心を魅了するジャパニーズウイスキーの秘密に迫る。
■尾上松也
Q:日頃から「山崎」を愛飲している松也さんにとって、今回、山崎蒸溜所を訪ねてみて
「ジャパニーズウイスキーが海を超えて、本場イギリスで認められて世界に羽ばたいていることは、日本人としてとても誇らしく思えます。その奥深い美味しさの裏には、豊かな自然の中で作られている環境もありますが、何よりも作り手の皆さんの細やかさ、心意気、先人たちを重んじながら常に挑戦し続ける姿勢…これは私も伝統芸能・ものづくりに身を置く者として、見習わなければならないと強く感じました。年齢を重ねてお酒のおいしさや質が分かるようになり、自然と山崎が一番おいしい、自分に合っていると飲むようになりましたが、今回そのものづくりの過程を見て、作り手の皆さんの思いを知ると、日頃は水やソーダで割って飲んでいましたが、割らずに飲むのが一番おいしいのかなと感じました。受賞した「山崎18年」をもし手に入れることができたとしたら、家で一人ゆっくり飲みたいですね」
サントリー、ジン市場での躍進へ 成長戦略と新たな挑戦
缶から広がるウイスキー文化 サントリーが目指す2030年の姿
サントリー、適正飲酒とお酒文化の継承を目指す新キャンペーン「ドリンクスマイル」始動
【メーカーズコラム】サントリーウイスキー「美味品質」の取り組み
赤ワインと白ワインの違いとは?つくりや味の違い、糖質やカロリーなどの違いも解説
【番組カット】ブレンダー室でテイスティングする尾上松也
ジャパニーズウイスキーは、なぜ今、世界で愛されているのか―。日頃から「山崎」を愛飲しているという松也が、その答えを求めて日本のウイスキー発祥の地、山崎を訪ねる。桂川・宇治川・木津川が合流する霧深い里は、湿潤な気候と名水「離宮の水」に恵まれ、古くから茶人や文化人に愛されてきた土地。ここに、サントリー創業者・鳥井信治郎が日本初の本格的なモルトウイスキー蒸溜所を建て、今に続く百年にわたる歴史が幕を開けた。
模倣から本物の製法を学んだ先人たちが、我が国ならではのウイスキー文化を生み出し、やがて世界に誇れる味わいへと進化させていった。松也が足を踏み入れた山崎蒸溜所では、今も匠の手によって多彩な原酒が生み出されている。仕込みから発酵、蒸溜、そして熟成へ――木桶とステンレスの発酵槽、形の異なる十数基の蒸溜釜、さらに何種類もの樽を使い分けることで、個性豊かな原酒が育まれている。
こうして生まれた多種多様な原酒を組み合わせ、理想の味わいへと磨き上げるのが「ブレンダー」。その中心に立つのが、日本を代表するチーフブレンダー・福與伸二さん。美味品質への追求のために、たった一滴の違いさえも見逃さず、日々のテイスティングを通して“味の設計図”を描く。長年にわたり積み重ねられた感性は、機械にもAIにも代えられない人間だけの技。繊細な味わいを守るその技は、若き世代のブレンダーたちへと受け継がれ、日々の訓練と対話によって磨かれている。松也は普段入ることのできないブレンダー室を見学、現在100種類以上の樽で熟成させた原酒をブレンドする工程について迫る。
さらに、鳥井信治郎がウイスキーづくりを始めて、100周年を迎えた2023年に公開が始まった、品質研究・技術開発用の小型蒸溜施設「パイロットディスティラリー」にも案内していただき、絶えずウイスキー文化の創造・発展に尽力する山崎蒸溜所のウイスキーづくりの情熱・精神を目の当たりに。
舞台はロンドンへ。世界の名酒が集まる本場イギリスは、ウイスキー文化の揺るぎない中心です。そんなロンドンのショップやバーでは、スコッチと肩を並べてジャパニーズウイスキーが扱われ、香りと味わいに魅了された愛飲家たちの声が響く。食文化の一部として定着し、国際的な舞台で確かな存在感を放っている。
そしてそのロンドンで、今年9月25日(現地時間)に開催された世界的な酒類コンペティション「第30回インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC:International Spirits Challenge 2025)」の授賞式において、ジャパニーズウイスキー「山崎18年」が全部門での最高賞「シュプリーム チャンピオン スピリット」を受賞。「山崎」ブランドとして、2023年の「山崎25年」、2024年の「山崎12年」に続く受賞となり、同一ブランドが3年連続で「シュプリーム チャンピオン スピリット」を受賞するのは、「ISC」史上初の快挙となった。山崎蒸溜所と日本のブレンダーが積み重ねてきた努力の結晶が、大輪の花を咲かせ、世界の頂点に立ったのだ。
「ジャパニーズウイスキーが海を越えて、本場イギリスで認められ世界に羽ばたいていることは、日本人としてとても誇らしく思えます」。松也の目を通して描かれる、土地・歴史・人の物語。グラス一杯の琥珀色には、日本の自然が育んだ恵み、匠の技の継承、そして伝統を超えて挑み続ける精神が宿っている。海を越えて世界中に広がり、人々の心を魅了するジャパニーズウイスキーの秘密に迫る。
■尾上松也
Q:日頃から「山崎」を愛飲している松也さんにとって、今回、山崎蒸溜所を訪ねてみて
「ジャパニーズウイスキーが海を超えて、本場イギリスで認められて世界に羽ばたいていることは、日本人としてとても誇らしく思えます。その奥深い美味しさの裏には、豊かな自然の中で作られている環境もありますが、何よりも作り手の皆さんの細やかさ、心意気、先人たちを重んじながら常に挑戦し続ける姿勢…これは私も伝統芸能・ものづくりに身を置く者として、見習わなければならないと強く感じました。年齢を重ねてお酒のおいしさや質が分かるようになり、自然と山崎が一番おいしい、自分に合っていると飲むようになりましたが、今回そのものづくりの過程を見て、作り手の皆さんの思いを知ると、日頃は水やソーダで割って飲んでいましたが、割らずに飲むのが一番おいしいのかなと感じました。受賞した「山崎18年」をもし手に入れることができたとしたら、家で一人ゆっくり飲みたいですね」
関連記事
サントリー、ジン市場での躍進へ 成長戦略と新たな挑戦
缶から広がるウイスキー文化 サントリーが目指す2030年の姿
サントリー、適正飲酒とお酒文化の継承を目指す新キャンペーン「ドリンクスマイル」始動
【メーカーズコラム】サントリーウイスキー「美味品質」の取り組み
赤ワインと白ワインの違いとは?つくりや味の違い、糖質やカロリーなどの違いも解説
