
三宅裕司さんと小倉久寛さんが所属する、劇団スーパー・エキセントリック・シアター(以下、劇団SET)の第63回本公演、ミュージカル・アクション・コメディー『地球クライシス SOS 〜奇跡を起こせ!ロウジンジャーズ〜』が、今日から池袋・サンシャイン劇場にて上演されます。公開舞台稽古が行われ、三宅さん、小倉さんが初日公演直前に取材に応じました。
【写真を見る】【三宅裕司・小倉久寛】20代劇団員との会話にひと苦労 “もうワケ分かんない…”とボヤキ
本作の舞台となるのは、少子高齢化により過疎化が進む「とある村」。アメリカの極秘司令により、地球外生命体との交渉国として日本が大抜擢されることとなり、老人たちによる「ロウジンジャーズ」が結成されることに。果たして地球の未来は救われるのか?歌、音楽、アクションが融合した劇団SETならではの作品です。
今回、演出を手がけ、初めて官房長官役を演じる三宅さんは、“ギャグがいっぱいあって、歌、ダンス、アクションがあって、ストーリー的には最後感動に持っていきたい、そんな欲張りなお芝居になっています。笑いながら感動できる、そういうものを目指しているので是非、劇場で体験していただきたい”と、作品のできばえに自信たっぷり。
劇団によると、20代から70代と幅広い年代が所属する劇団は日本でただ一つ。アクションシーンには御年67歳の劇団員も参加しているそうで、演出をつけた三宅さんは、“すごいと思いますよ。自分がアクションシーンの振りをつけてるけど(笑)”と言うと、小倉さんは“がんばってますよ。袖に引っ込むと、ゼーゼー言ってね。こいつ頑張ってるなぁって”とアクションに参加する劇団員をねぎらいました。
現在、小倉さんは70歳の古希、三宅さんは74歳。稽古場での20代の劇団員とのコミュニケーションでの苦労について問われると、それまで饒舌だった三宅さんですが、一瞬にして表情を曇らせ、“分かんない言葉がいっぱいありますよね。デジタルの…携帯電話の…スマホの色んな言葉…音楽の『すぽてぃふぁい』(Spotify)とかね…え?何?みたいなね…”としどろもどろに。
三宅さんが小倉さんに対して“知らないでしょ?”と訪ねると、小倉さんが“知らなかった…初めて聞きました”と二人で呟き合う場面も。“そういう言葉が(若手劇団員から)いっぱい出てくると訳分かんないですよ…”と、ジェネレーションギャップを感じることもあるとボヤいていました。
【担当:芸能情報ステーション】
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