エンタメ
2025-10-30 17:00
『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が全国で絶賛公開中。このほど、本作で胡蝶しのぶの声を演じる声優・早見沙織に取材し、しのぶへの思いを語ってもらった。
【全身ショット】美しい!ブラックのドレスを品よく着こなした早見沙織
■胡蝶しのぶへの共感と憧れ
――胡蝶しのぶのキャラクターと早見さん自身で、重なる部分や共感する部分はありますか。
早見:しのぶさんは炭治郎くんたちに対して、ふざけてからかうようなことを言ったり、少し意地悪なことをあえて言ったりもしますが、根本はものすごくまっすぐで気の強いところがあり、相手に立ち向かっていく強い意志がある人です。
そして似ているわけではないのですが、その意志に触れると、私自身もしのぶさんに影響を受けていると感じることがあります。しのぶさんを演じているとき、お腹の底からいろいろな感情が湧き上がってくるような感覚を覚えることがあるんです。
――逆に、違う部分はありますか。
早見:例えばカナヲとの出会いで、彼女が困難な状況に置かれそうになっているところを、小銭をばらまいて連れて帰ります。そういう気風の良さもあり、本来は怒りもだしてそのままの勢いでぶつかっていける。私はそこまで思いきりよくいけないだろうなと思います。
■胡蝶しのぶとの共鳴、童磨がかき立てた激情、胡蝶カナエの存在
――早見さんにとって、しのぶさんはどんな存在ですか?
早見:なかなか言葉にするのは難しいのですが、しのぶさんの心の根っこみたいなものに、近くで触れさせてもらいながら時間を歩んできました。概念的な話になってしまって恐縮なのですが、お互いの魂をぶつかり合わせたり重ね合わせながらここまで来た、そういう存在だと思います。
最初しのぶさんからは、まだ見せていない部分があるように感じました。だからこそご覧になる方にとっても、すごく優しそうだけど、少し違和感がある、本当はどういう人なのだろうと思ってもらえるような表現を心がけてアフレコに臨んでいました。
自分自身もまだ謎めいたところがあるこの胡蝶しのぶという人を、1つ1つ音に出し、手触りを確かめながら演じていました。そうしていくことで、しのぶさんが抱えてきた姉さんが亡くなってからの思いなどが、すごく心の奥底に染み込んでくるようになったんです。
(本作の)アフレコ自体も6、7年になりますが、それだけの時間をかけて、一緒に歩んできた感覚があります。だからこそ、しのぶさんの童磨に対する激情のようなものが、自分の心の奥から一緒に湧いてくるような気持ちになりましたし、そういう意味では胡蝶しのぶという人の存在をすごく近くに感じながらアフレコできたかなと思います。
――童磨との戦いのシーンの鬼気迫る空気がお芝居で伝わってきました。より思いがこもっているからこそ、この演技になったんですね。
早見::一緒に収録できたというのも大きかったです。何よりも宮野さんが童磨として確かにそこにいてくださったことで、いろいろな感情を湧き上がらせてくれました。それに姉さんの存在もあります。苦しさもありましたが、なんとしても立ち向かっていくという強い気持ちに繋がっていったのかなと思います。
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■胡蝶しのぶへの共感と憧れ
――胡蝶しのぶのキャラクターと早見さん自身で、重なる部分や共感する部分はありますか。
早見:しのぶさんは炭治郎くんたちに対して、ふざけてからかうようなことを言ったり、少し意地悪なことをあえて言ったりもしますが、根本はものすごくまっすぐで気の強いところがあり、相手に立ち向かっていく強い意志がある人です。
そして似ているわけではないのですが、その意志に触れると、私自身もしのぶさんに影響を受けていると感じることがあります。しのぶさんを演じているとき、お腹の底からいろいろな感情が湧き上がってくるような感覚を覚えることがあるんです。
――逆に、違う部分はありますか。
早見:例えばカナヲとの出会いで、彼女が困難な状況に置かれそうになっているところを、小銭をばらまいて連れて帰ります。そういう気風の良さもあり、本来は怒りもだしてそのままの勢いでぶつかっていける。私はそこまで思いきりよくいけないだろうなと思います。
■胡蝶しのぶとの共鳴、童磨がかき立てた激情、胡蝶カナエの存在
――早見さんにとって、しのぶさんはどんな存在ですか?
早見:なかなか言葉にするのは難しいのですが、しのぶさんの心の根っこみたいなものに、近くで触れさせてもらいながら時間を歩んできました。概念的な話になってしまって恐縮なのですが、お互いの魂をぶつかり合わせたり重ね合わせながらここまで来た、そういう存在だと思います。
最初しのぶさんからは、まだ見せていない部分があるように感じました。だからこそご覧になる方にとっても、すごく優しそうだけど、少し違和感がある、本当はどういう人なのだろうと思ってもらえるような表現を心がけてアフレコに臨んでいました。
自分自身もまだ謎めいたところがあるこの胡蝶しのぶという人を、1つ1つ音に出し、手触りを確かめながら演じていました。そうしていくことで、しのぶさんが抱えてきた姉さんが亡くなってからの思いなどが、すごく心の奥底に染み込んでくるようになったんです。
(本作の)アフレコ自体も6、7年になりますが、それだけの時間をかけて、一緒に歩んできた感覚があります。だからこそ、しのぶさんの童磨に対する激情のようなものが、自分の心の奥から一緒に湧いてくるような気持ちになりましたし、そういう意味では胡蝶しのぶという人の存在をすごく近くに感じながらアフレコできたかなと思います。
――童磨との戦いのシーンの鬼気迫る空気がお芝居で伝わってきました。より思いがこもっているからこそ、この演技になったんですね。
早見::一緒に収録できたというのも大きかったです。何よりも宮野さんが童磨として確かにそこにいてくださったことで、いろいろな感情を湧き上がらせてくれました。それに姉さんの存在もあります。苦しさもありましたが、なんとしても立ち向かっていくという強い気持ちに繋がっていったのかなと思います。
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