エンタメ
2025-11-07 12:00
9人組メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急の初ライブ&ドキュメンタリー映画『超特急 The Movie RE:VE』が11月7日に公開される。オリコンニュースでは、超特急(※タクヤ、アロハ、ハルは欠席)に単独インタビューを実施。後編となる今回は、バックボーカルである“7号車・末っ子担当”タカシと“11号車・チャラチャラ担当”シューヤの2人に映画公開への思いのほか、バックボーカルとしてのやりがいや難しさ、“相方”としての思いなどを語ってもらった。
【撮り下ろしカット】ぎゅっと密着!信頼感が伝わる表情をみせるタカシ&シューヤ
本作は、6月より東京・兵庫・愛知・埼玉の4都市で計8公演、約10万人を動員したグループ史上最大規模のアリーナツアー『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2025 EVE』を、完全密着したライブ&ドキュメンタリー映画。熱気あふれるライブパフォーマンスとその裏側を中心に、インタビューパートも織り交ぜメンバーの素顔や葛藤、それぞれの想いなどを余すことなく収録。9人体制で新たなステージへと踏み出し、進化し続けながら加速していくメンバーの「今」、そして「これから」を捉えた作品となっている。
■グループのいい雰囲気の秘訣は「計算していない空気感」
――映画の公開が決まったことへの感想は。
タカシ:『EVE』ツアーのリハーサルが始まる前にお聞きしました。聞いた時は、たくさんのアーティストさんが映画という形でライブをお届けしているのを見ていたので、「超特急もできたらいいな」と思っていたことが叶うのがとてもうれしかったです。
シューヤ:シンプルに「映画?!」と思ったことが率直な感想でした。映画がそこまで身近に感じるタイプではなかったので、自分たちが映画になるってどんな感じなんだろうと思いました。
――映画内のツアー裏側でのメンバーの皆さんの楽しそうな様子が印象的でした。グループのいい雰囲気を作り出している要素は何だと思いますか。
シューヤ:良さそうに見えました?(笑)。
タカシ:含むな、含むな(笑)。でもなんか、こういうところなんじゃないかなと思います。僕たちは、「こう見せたいからこうする」というよりも、「偶然から必然的にわちゃわちゃになる」という感じなので、何も飾らずにありのままの自分たちでいるからこそ、その場のノリやパフォーマンスで面白いアドリブが生まれて、8号車(ファンの総称)のみんなにもそれが定着して広がっていって…。計算していない空気感がそういったものにつながっているのかなと思います。
シューヤ:僕もなにか取り繕おうとしていないですし、性格上、仕事だけの関係があまり好きではなくて。本当に仲良くやっていないと、一緒に長く進んでいくのが難しいなと思っていたので、そういったことを常々伝えていたんです。そしたら、みんなが呼応するように反応してくれたので、(加入した)序盤の方からご飯も一緒に行ってたし、逆に誘ってくれたり…。
元々のメンバーも最初は気を遣ってくれていたと思うのですが、歩み寄ってくれたり先輩っぽくしない優しさだったりのおかげで、良いのか悪いのかわかりませんが、年下が一番上のメンバーに冗談で「お前」とか言える関係ができあがったからですかね。
■バックボーカルへの苦悩を抱えた過去も「拡声器として役割を担ってる」
――バックボーカルというスタイルを貫いている超特急ですが、バックボーカルとしての難しさ、やりがいを教えてください。
タカシ:バックボーカルというもの自体が元々はなかったんです。パフォーマンスをしている中で、段々とボーカルが後ろの方にいって、バックボーカルという肩書がついた…というお話はよくしているんですが。
でも、メインダンサー&バックボーカルというコンセプトがちゃんとあるからこそ、僕たちはそれぞれ違った個性を出せたり、役割分担ができたりしていると思います。僕たちバックボーカルというのは、歌で聴かせる必要性があると思うし、だからこそ活動するたびに歌に対しての探究心が強まっています。「もっといろんな人に知ってもらいたい」「この曲を聞いて8号車になってもらいたい」という気持ちがどんどん出てきます。
十数年前に、バックボーカルってなんだろうと悩んだ時期がありました。当時はショッピングモールを回ってライブをしていたのですが、その時のマネージャーさんから「遠くにいる人が、最初に何を通して超特急のライブに興味を持ったり面白いなと思ったりすると思う?」と聞かれて。「それは歌だよ。歌が聞こえてきて初めて気付いて見に来てくれて、やっと超特急のパフォーマンスを見てもらえる。だから、一番最初に超特急の魅力を知ってもらうきっかけは歌なんだよ。バックボーカルはちゃんと拡声器として役割を担ってる」ということを言っていただいて、納得ができました。僕は、この言葉がすべてなんじゃないかなと思っています。
シューヤ:すてきです。僕はタカシくんについていくだけです。
■タカシ、“相方”シューヤとの絆を語る「一番大切にするからこそ加入してもらった」
――先日オリコンにて配信したインタビュー内で、シューヤさんが“相方”タカシさんについて、「一番大切にしなきゃいけない存在」とおっしゃっていました。8号車からたくさんの反響がありましたが、常に思いを言葉にするシューヤさんの存在をどう感じられていますか。
タカシ:実際に記事や8号車からの声も、直接見たり聞いたりしました。僕たちは、思いを自分の中でひた隠しにするタイプではなく、特にライブ前は伝え合ったり話し合ったりすることが多いです。
でも、こんなにも露呈しすぎている愛というのは初めて拝見したので、素直にうれしい気持ちです。僕は、一番大切にしなきゃいけないというより、一番大切にするからこそシューくんにグループに入ってもらったので、気持ちとしては同じだなと思います。
なんの話をしているんですかね、これは(照れ笑い)。
シューヤ:他のメンバーも近くで聞いている中で、ちょっと気まずいな(笑)。
近くにいたリョウガ:ヒュー!アツアツーっ!
タカシ:入ってくるな!(笑)
――タカシさんのお話を聞いて改めていかがですか?
シューヤ:なんで(インタビューのことを)言うんですか!(笑)。でも、(情報が既に)入っていたんだ、と思いました(笑)。恥ずかしいですが、同じ気持ちということがうれしいです。
――最後に今回のインタビューに不在のタクヤさんについて伺います。タクヤさんは俳優業などでも活躍されていますが、刺激を受けることはありますか。
タカシ:個人的にタクヤからは刺激しか受けていなくて。ドラマなどで主演を務め始めてから怒涛に個人活動が忙しくなったイメージがあるのですが、「本当に仕事をやってきたのか?」というくらい疲弊した姿を1ミリも見せなくて。ボーカルとしてはレコーディングと振り付けとか2つのことをやらないといけないので大変だなと思うんですが、タクヤの姿を見てそんなこと言ってられないなと思います。本当に毎回毎回現場から戻ってくるたびに強くなっている姿を見せてくれるので、僕も刺激を受けてもっと頑張ろうと思います。
シューヤ:今全部タカシくんが言ってくれたので、逆にどうやったら刺激を与えられるんだろう、と考えていたんですが…。まぁ、筋肉しかないなって。筋肉担当が完全に僕に変わってしまっていて、先日の『EBiDAN THE LIVE 2025』でも、コーナーで僕が筋トレをしたんです。終わった後にタクちゃんが「俺もやろっかな。ここどうやって鍛えるの?」と聞いてくれて、最近は2人で筋トレをしています。いつも刺激をたくさん貰っているので、そういう面で刺激を与えていきたいと思います。お返しに筋肉を(笑)。
タカシ:達観したみたいになってる(笑)。
シューヤ:一緒にやっていると僕も大きくなっちゃうので、僕の2倍くらいは頑張ってもらいたいと思っています(笑)。
■プロフィール
【タカシ/松尾太陽(まつお・たかし)】
1996年9月23日生まれ、大阪府出身。2012年にメインダンサー&バックボーカルグループ・超特急としてシングル「TRAIN」でCDデビュー。“7号車、末っ子担当”で、メンバーカラーは純白。同グループのバックボーカル・シューヤと“せぶいれ”としても活動している。
【シューヤ/志村秀哉(しむら・しゅうや)】
1995年3月25日生まれ、埼玉県出身。22年4月に発表された超特急の新メンバー募集オーディション『超特急募』に合格し8月に加入、バックボーカルとしてデビューした。“11号車、チャラチャラ担当”で、メンバーカラーはチャコール。同グループのバックボーカル・タカシと“せぶいれ”としても活動している。
【インタビュー】超特急シューヤ、タカシへ深い感謝「一番大切にしなきゃいけない」
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本作は、6月より東京・兵庫・愛知・埼玉の4都市で計8公演、約10万人を動員したグループ史上最大規模のアリーナツアー『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2025 EVE』を、完全密着したライブ&ドキュメンタリー映画。熱気あふれるライブパフォーマンスとその裏側を中心に、インタビューパートも織り交ぜメンバーの素顔や葛藤、それぞれの想いなどを余すことなく収録。9人体制で新たなステージへと踏み出し、進化し続けながら加速していくメンバーの「今」、そして「これから」を捉えた作品となっている。
■グループのいい雰囲気の秘訣は「計算していない空気感」
――映画の公開が決まったことへの感想は。
タカシ:『EVE』ツアーのリハーサルが始まる前にお聞きしました。聞いた時は、たくさんのアーティストさんが映画という形でライブをお届けしているのを見ていたので、「超特急もできたらいいな」と思っていたことが叶うのがとてもうれしかったです。
シューヤ:シンプルに「映画?!」と思ったことが率直な感想でした。映画がそこまで身近に感じるタイプではなかったので、自分たちが映画になるってどんな感じなんだろうと思いました。
――映画内のツアー裏側でのメンバーの皆さんの楽しそうな様子が印象的でした。グループのいい雰囲気を作り出している要素は何だと思いますか。
シューヤ:良さそうに見えました?(笑)。
タカシ:含むな、含むな(笑)。でもなんか、こういうところなんじゃないかなと思います。僕たちは、「こう見せたいからこうする」というよりも、「偶然から必然的にわちゃわちゃになる」という感じなので、何も飾らずにありのままの自分たちでいるからこそ、その場のノリやパフォーマンスで面白いアドリブが生まれて、8号車(ファンの総称)のみんなにもそれが定着して広がっていって…。計算していない空気感がそういったものにつながっているのかなと思います。
シューヤ:僕もなにか取り繕おうとしていないですし、性格上、仕事だけの関係があまり好きではなくて。本当に仲良くやっていないと、一緒に長く進んでいくのが難しいなと思っていたので、そういったことを常々伝えていたんです。そしたら、みんなが呼応するように反応してくれたので、(加入した)序盤の方からご飯も一緒に行ってたし、逆に誘ってくれたり…。
元々のメンバーも最初は気を遣ってくれていたと思うのですが、歩み寄ってくれたり先輩っぽくしない優しさだったりのおかげで、良いのか悪いのかわかりませんが、年下が一番上のメンバーに冗談で「お前」とか言える関係ができあがったからですかね。
■バックボーカルへの苦悩を抱えた過去も「拡声器として役割を担ってる」
――バックボーカルというスタイルを貫いている超特急ですが、バックボーカルとしての難しさ、やりがいを教えてください。
タカシ:バックボーカルというもの自体が元々はなかったんです。パフォーマンスをしている中で、段々とボーカルが後ろの方にいって、バックボーカルという肩書がついた…というお話はよくしているんですが。
でも、メインダンサー&バックボーカルというコンセプトがちゃんとあるからこそ、僕たちはそれぞれ違った個性を出せたり、役割分担ができたりしていると思います。僕たちバックボーカルというのは、歌で聴かせる必要性があると思うし、だからこそ活動するたびに歌に対しての探究心が強まっています。「もっといろんな人に知ってもらいたい」「この曲を聞いて8号車になってもらいたい」という気持ちがどんどん出てきます。
十数年前に、バックボーカルってなんだろうと悩んだ時期がありました。当時はショッピングモールを回ってライブをしていたのですが、その時のマネージャーさんから「遠くにいる人が、最初に何を通して超特急のライブに興味を持ったり面白いなと思ったりすると思う?」と聞かれて。「それは歌だよ。歌が聞こえてきて初めて気付いて見に来てくれて、やっと超特急のパフォーマンスを見てもらえる。だから、一番最初に超特急の魅力を知ってもらうきっかけは歌なんだよ。バックボーカルはちゃんと拡声器として役割を担ってる」ということを言っていただいて、納得ができました。僕は、この言葉がすべてなんじゃないかなと思っています。
シューヤ:すてきです。僕はタカシくんについていくだけです。
■タカシ、“相方”シューヤとの絆を語る「一番大切にするからこそ加入してもらった」
――先日オリコンにて配信したインタビュー内で、シューヤさんが“相方”タカシさんについて、「一番大切にしなきゃいけない存在」とおっしゃっていました。8号車からたくさんの反響がありましたが、常に思いを言葉にするシューヤさんの存在をどう感じられていますか。
タカシ:実際に記事や8号車からの声も、直接見たり聞いたりしました。僕たちは、思いを自分の中でひた隠しにするタイプではなく、特にライブ前は伝え合ったり話し合ったりすることが多いです。
でも、こんなにも露呈しすぎている愛というのは初めて拝見したので、素直にうれしい気持ちです。僕は、一番大切にしなきゃいけないというより、一番大切にするからこそシューくんにグループに入ってもらったので、気持ちとしては同じだなと思います。
なんの話をしているんですかね、これは(照れ笑い)。
シューヤ:他のメンバーも近くで聞いている中で、ちょっと気まずいな(笑)。
近くにいたリョウガ:ヒュー!アツアツーっ!
タカシ:入ってくるな!(笑)
――タカシさんのお話を聞いて改めていかがですか?
シューヤ:なんで(インタビューのことを)言うんですか!(笑)。でも、(情報が既に)入っていたんだ、と思いました(笑)。恥ずかしいですが、同じ気持ちということがうれしいです。
――最後に今回のインタビューに不在のタクヤさんについて伺います。タクヤさんは俳優業などでも活躍されていますが、刺激を受けることはありますか。
タカシ:個人的にタクヤからは刺激しか受けていなくて。ドラマなどで主演を務め始めてから怒涛に個人活動が忙しくなったイメージがあるのですが、「本当に仕事をやってきたのか?」というくらい疲弊した姿を1ミリも見せなくて。ボーカルとしてはレコーディングと振り付けとか2つのことをやらないといけないので大変だなと思うんですが、タクヤの姿を見てそんなこと言ってられないなと思います。本当に毎回毎回現場から戻ってくるたびに強くなっている姿を見せてくれるので、僕も刺激を受けてもっと頑張ろうと思います。
シューヤ:今全部タカシくんが言ってくれたので、逆にどうやったら刺激を与えられるんだろう、と考えていたんですが…。まぁ、筋肉しかないなって。筋肉担当が完全に僕に変わってしまっていて、先日の『EBiDAN THE LIVE 2025』でも、コーナーで僕が筋トレをしたんです。終わった後にタクちゃんが「俺もやろっかな。ここどうやって鍛えるの?」と聞いてくれて、最近は2人で筋トレをしています。いつも刺激をたくさん貰っているので、そういう面で刺激を与えていきたいと思います。お返しに筋肉を(笑)。
タカシ:達観したみたいになってる(笑)。
シューヤ:一緒にやっていると僕も大きくなっちゃうので、僕の2倍くらいは頑張ってもらいたいと思っています(笑)。
■プロフィール
【タカシ/松尾太陽(まつお・たかし)】
1996年9月23日生まれ、大阪府出身。2012年にメインダンサー&バックボーカルグループ・超特急としてシングル「TRAIN」でCDデビュー。“7号車、末っ子担当”で、メンバーカラーは純白。同グループのバックボーカル・シューヤと“せぶいれ”としても活動している。
【シューヤ/志村秀哉(しむら・しゅうや)】
1995年3月25日生まれ、埼玉県出身。22年4月に発表された超特急の新メンバー募集オーディション『超特急募』に合格し8月に加入、バックボーカルとしてデビューした。“11号車、チャラチャラ担当”で、メンバーカラーはチャコール。同グループのバックボーカル・タカシと“せぶいれ”としても活動している。
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