
第14回「岩谷時子賞」授賞式が行われ、さだまさしさん、島田歌穂さん、エヴァー・アンダーソンさんら受賞者が登壇しました。
【写真を見る】【 さだまさし 】 「お客さんがいなくなるまで歌う」 ソロデビュー50周年記念日に 岩谷時子賞受賞 「本当にたくさんの方に感謝」
「岩谷時子賞」は、音楽・演劇界を中心に日本の文化・芸術の発展、向上に貢献している人々を称えるもの。
選考委員は佐渡裕さん、別所哲也さん、村岡恵理さんが務め、授賞式のプレゼンターとして竹下景子さんが登場しました。
特別賞を受賞した島田さんは、“昨年デビュー 50周年という節目を迎えさせていただいて、今この時にこの賞をいただけたということは、きっと岩谷先生が「歌穂ちゃん、まだまだこれからよ」って温かいエールをまた送ってくださっているような、そんなふうに感じられてなりません”と、感慨深げ。“これを大きな力にさせていただいて、これからもますます元気に、ますます自分自身に挑戦し続けてまいります”と、胸を張りました。
岩谷時子賞を受賞したさださんは、“本日は私をこんな素晴らしい賞にお選びくださいまして、選考委員の先生方、それから皆さんに心から感謝します”と、感謝のコメント。“中学2年の時、加山雄三さんのブームが起きた時に初めて岩谷時子という名前を知りました。加山さんに憧れなければ僕は真面目なバイオリン弾きになっていたと思うのですが、加山さんに憧れたために私は脱落をいたしまして、こんな歌うたいになってしまいましたが...”と、冗談を挟みつつ“最初にこういう歌曲に憧れたきっかけになった岩谷先生の賞を頂戴できるっていうのは、中学2年生の時からずっとこのために歩いてきたような気がします。子どもの頃の自分に「お前頑張ってれば岩谷時子賞もらえるぞ」って話をしてやりたい。まず信じないと思いますけど”と、喜びを噛み締めていました。
また、さださんは“歌作りをずっとやっていますと、言葉というものがいかに難しいかということに気づかされます。僕も数々のヒット曲を皆さんに作っていただきましたが、大概叩かれるのは歌詞から。「俺より先に寝るな」とか「起きるな」とか、そういうことを言ったんでボロカスに言われました。何が伝えたいのかは最後の行に書いてあるんですけども、これをなかなか聞いてくれなくて”と、「関白宣言」のフレーズを持ち出しつつニヤリ。そのまま“評価に関して批判されなかったのは、北の国からのテーマだけだったような気がしますね。あれは「ア」と「ウ」だけでやりましたから”と、オチをつけて会場を笑わせました。
さださんは、この日がソロデビュー50周年の記念日。“こうして現役でいられるっていうことを、本当にたくさんの方に感謝したいと思います。いつまで歌うんだとか、70歳過ぎると言われるんですけども、お客さんがいなくなるまで歌うってことを言ってます”と、真摯に語っていました。
【担当:芸能情報ステーション】
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