エンタメ
2025-12-01 08:58
1985年、全世界で年間興行収入No.1を記録し、日本にも一大ムーブメントを巻き起こしたタイムトラベルSFの最高傑作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。公開から40周年を記念して、12月12日より史上初のIMAX、そしてプレミアムフォーマットでは4DXでの1週間だけ限定上映される。このたび、製作総指揮のスティーヴン・スピルバーグが信じた“傑作”の誕生秘話を収めた特別映像が解禁となった。
【動画】伝説の始まりを語る特別映像
時空を駆け抜けるマシンで主人公マーティが出会ったのは、高校生の両親だった――魅力的なキャラクターたちが織り成す夢と希望に満ちた物語は、公開されるや否や、日本はもとより全世界で大ヒットとなった。
後にタイムトラベルSFの最高傑作といわれ、アクションもドラマも一挙に楽しめるエンターテイメントの金字塔として、今なお愛される不朽の名作だが、解禁された映像では、その輝かしい成功の裏で、製作開始がいかに困難を極めていたかが語られる。
ロバート・ゼメキス監督の「映画作りは苦難続きだ」という言葉の紹介から始まり、製作のニール・キャントンが「小さな困難が積み重なる」と当時を振り返る。脚本/製作を務めたボブ・ゲイルが「作品を撮り始めるまでが本当に大変だったんだ」と語るように、第2班第1助監督のミッチェル・ボックも「スタジオが決まらずなかなか企画が動かなかった」と証言。当時は「“タイム・トラベルものはヒットしない”と断られ続けた」とゲイルは明かし、その企画が却下された回数は、実に40回ほどにも及んだという。
撮られないまま終わる可能性もあったこの作品の成功を、唯一信じた人物が、スティーヴン・スピルバーグだった。製作総指揮/第2班監督のフランク・マーシャルが「スピルバーグには観客の感覚が分かるんだ」と評するように、彼はちょうど設立した製作会社アンブリンの「初仕事」として本作を手掛けることを決断。旧知の仲であるゼメキスやゲイルと物語を練り始め、そこに才能あるクルーが集結した。
ユニバーサル・スタジオ製作部門代表のショーン・ダニエルも「最高の製作総指揮だ」と絶賛、フランク・マーシャルが「広い視野で物事を捉え、必要な時だけ介入する」と語るように、スピルバーグはまさにその手腕を発揮し、プロジェクトを成功へと導いた。
こうした製作陣の揺るぎない信念と情熱が結実した奇跡の物語を、劇場の大きなスクリーンで楽しめる――これも一つのタイムトラベルだ。
【動画】期待感MAXの40周年特別予告編
石田ゆり子“宮崎駿のタイプ”でサン役に『もののけ姫』舞台裏を語る 24日からIMAX上映開始
ブレンダン・フレイザー「東京へのラブレター」 『レンタル・ファミリー』ロンドン映画祭で上映 平岳大、柄本明も現地へ
ミュージカル映画の名作『サウンド・オブ・ミュージック』初の4Kリマスター、11月21日より劇場公開
ジョン・レノン、最後の10年間を追ったドキュメンタリー映画『夢と創造の果てに ジョン・レノン最後の詩』
【動画】伝説の始まりを語る特別映像
時空を駆け抜けるマシンで主人公マーティが出会ったのは、高校生の両親だった――魅力的なキャラクターたちが織り成す夢と希望に満ちた物語は、公開されるや否や、日本はもとより全世界で大ヒットとなった。
後にタイムトラベルSFの最高傑作といわれ、アクションもドラマも一挙に楽しめるエンターテイメントの金字塔として、今なお愛される不朽の名作だが、解禁された映像では、その輝かしい成功の裏で、製作開始がいかに困難を極めていたかが語られる。
ロバート・ゼメキス監督の「映画作りは苦難続きだ」という言葉の紹介から始まり、製作のニール・キャントンが「小さな困難が積み重なる」と当時を振り返る。脚本/製作を務めたボブ・ゲイルが「作品を撮り始めるまでが本当に大変だったんだ」と語るように、第2班第1助監督のミッチェル・ボックも「スタジオが決まらずなかなか企画が動かなかった」と証言。当時は「“タイム・トラベルものはヒットしない”と断られ続けた」とゲイルは明かし、その企画が却下された回数は、実に40回ほどにも及んだという。
撮られないまま終わる可能性もあったこの作品の成功を、唯一信じた人物が、スティーヴン・スピルバーグだった。製作総指揮/第2班監督のフランク・マーシャルが「スピルバーグには観客の感覚が分かるんだ」と評するように、彼はちょうど設立した製作会社アンブリンの「初仕事」として本作を手掛けることを決断。旧知の仲であるゼメキスやゲイルと物語を練り始め、そこに才能あるクルーが集結した。
ユニバーサル・スタジオ製作部門代表のショーン・ダニエルも「最高の製作総指揮だ」と絶賛、フランク・マーシャルが「広い視野で物事を捉え、必要な時だけ介入する」と語るように、スピルバーグはまさにその手腕を発揮し、プロジェクトを成功へと導いた。
こうした製作陣の揺るぎない信念と情熱が結実した奇跡の物語を、劇場の大きなスクリーンで楽しめる――これも一つのタイムトラベルだ。
関連記事
【動画】期待感MAXの40周年特別予告編
石田ゆり子“宮崎駿のタイプ”でサン役に『もののけ姫』舞台裏を語る 24日からIMAX上映開始
ブレンダン・フレイザー「東京へのラブレター」 『レンタル・ファミリー』ロンドン映画祭で上映 平岳大、柄本明も現地へ
ミュージカル映画の名作『サウンド・オブ・ミュージック』初の4Kリマスター、11月21日より劇場公開
ジョン・レノン、最後の10年間を追ったドキュメンタリー映画『夢と創造の果てに ジョン・レノン最後の詩』
