お笑いコンビ・メッセンジャーの黒田有（55）と俳優の西村和彦（59）が、20日放送の『テレビ大阪感謝祭 2025』（後0：00～　※関西ローカル）に出演するのに先立ち、3日に大阪市内のスタジオで囲み取材に応じた。西村が、ドラマや映画に出演する芸人に対して不満を口にした。

　番組は、テレビ大阪が年の瀬に送る“視聴者還元プレゼント大放出”の4時間生放送特別番組。 おなじみのレギュラー出演者たちが、１Fホールのスタジオに大集合する。この日限りの、テレビ大阪の人気番組がコラボしたスペシャルコンテンツを届ける。

　今回『大阪おっさんぽ』と『日経スペシャル もしものマネー道もしマネ』のコラボレーション企画を実施。『もしマネ』おなじみの再現ドラマに『大阪おっさんぽ』MCの黒田が出演。西村和彦が共演する。ドラマは、大阪で発祥したラーメン店「どうとんぼり神座」の物語で、黒田が社長、西村は同点の秘伝のスープを盗もうとする人物役。

　囲み取材の当日にドラマの撮影をしていた2人。西村は「珍しく緊張してはりました。『おいしいラーメン一丁！』っていうのに台本を確認してました」と暴露。「間違ったらあかん」と言う黒田に「間違いようがない！」と被せた。

　今回の役者としての仕事について、黒田は「僕ら芸人っていうのは役者ではないんですけど、役をやることによって現場の雰囲気をラジオで楽しく話せたりできる。（西村）とこうやってちょっとでも携われたら、あの時こうだったっていうので、僕の刺激もなる。役者の方もそうやと思うんですけど、僕とからむことで、芸人という役のしごとが来た時に、全然知らんのと知ってるのではえらい違いやと思う」と語った。

　それを聞いていた西村は「ただ、ずるい！」と一言。「芸人の方とドラマとか映画でご一緒するんですけど、やっぱり頭の回転が早い。レスポンスが早い。なおかつ、黒田さんみたいに普段から毒吐いてる人が『ブキウギ』もそうでしたけど、ちょっとええ雰囲気の芝居になりますやん。それでうまいってことになんねん！」と指摘。「僕ら40年以上積み重ねたのを一瞬で持っていく。だから、芸人さんと演技するのは嫌いなんです。持っていきよるから」と不満を口にしつつ、芸人の能力をほめていた。

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