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「今年の一皿」は“お米グルメ” ぐるなびが発表 価格高騰、備蓄米で注目

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2025-12-03 13:28
「今年の一皿」は“お米グルメ” ぐるなびが発表 価格高騰、備蓄米で注目
「今年の一皿」に選ばれた“お米グルメ” (C)ORICON NewS inc.
 飲食店検索サイトを運営する「ぐるなび」は3日、2025年の世相を最も反映した「今年の一皿」に “お米グルメ”を選んだ。選定理由として猛暑による不作や価格高騰によって米の安定供給への関心が高まり、備蓄米をおいしく食べる調理の工夫が注目されたことなどを挙げた。

【写真】美味しそう…!『今年の一皿』に選ばれたお米グルメ

 同日、都内で発表会が開かれた。選考理由には「猛暑による不作や価格高騰により、米の安定供給への関心が高まり、食料安全保障の観点からも日本人の主食である米の存在感が改めて認識された」点を挙げた。

 玄米や雑穀米といった健康米市場が拡大し、備蓄米をおいしく食べる調理の工夫や高温耐性米が注目されるなど、米の新たな価値観が広がったことも理由の一つとなった。このほか、米の流通経路が多様化し、米粉、酒、長粒米などの活用法も広がり、外食でもさまざまな米の楽しみ方の提案が加速しているとした。

 準大賞には“抹茶”が選ばれ、“麻辣湯”“ご当地うどん”がノミネートされた。

 「今年の一皿」は、日本の食文化を記憶にとどめ、発展につなげる目的で2014年に始まった。飲食店情報サイト「楽天ぐるなび」のビッグデータをもとに、会員へのアンケートと65社のメディア審査を経て決定した。

 過去には“うなぎ”(2024年)、“冷凍グルメ”(2022年)、“パクチー料理”(2016年)、“ジビエ料理”(2014年)などが選ばれている。発表会ではぐるなび会長で創業者の滝久雄氏らが登壇した。

■歴代の「今年の一皿」

2024年「うなぎ」
2023年「ご馳走おにぎり」
2022年「冷凍グルメ」
2021年「アルコールテイスト飲料」
2020年「テイクアウトグルメ」
2019年「タピオカ」
2018年「鯖(さば)」
2017年「鶏むね肉料理」
2016年「パクチー料理」
2015年「おにぎらず」
2014年「ジビエ料理」

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