
歌手の美川憲一さんが記者会見を開き、「洞不全症候群」と「パーキンソン病」の2つの病気を患っていることを明かしました。約1ヶ月半の入院生活を経て、現在は回復に向けて日々リハビリに取り組んでいます。
【写真を見る】【 美川憲一 】 「洞不全症候群」と「パーキンソン病」で闘病 「しぶとく負けない姿を見せたい」「自分の選んだ道ですから、やり続けなきゃ、やっぱ意味ない」 歌への想い語る
美川さんは会見の冒頭で「洞不全症候群という病気で入院しました。それで手術をして、心臓のペースメーカーを入れて、今入ってるんですけど、それで無事にそれも終わりまして約1ヶ月半入院しておりました」と説明しました。
「入院しましたけど、もう本当に病気知らずで今までで、本当60年間1回も休んだことがないぐらい」と語る美川さん。これまでは骨折しても「足を引きずりながらブラジル行って、それでコンサートやりました」と、強い意志で活動を続けてきたことを振り返りました。
今回は心臓の病気だけでなく、「パーキンソンという難病にかかりまして。それでパーキンソン病は現代学では治らない病気」と告白。それでも「しぶとくコンサートをやっていきたい」という強い意欲を示しました。
質疑応答では、病気の症状について「5年ぐらい前になんとなくそれを感じて、なんか『めまい』をしたりっていうそういう感じがあった」と回顧。今年の8月のロサンゼルス滞在中に倒れたことで入院し、そこで病気が判明したと語りました。
ペースメーカーの手術後は「全然大丈夫です。昨日もボイストレーニング行って声出したんだけど、もう普通と同じような状態で今までと変わんなく出てます」と安心させる一方、パーキンソン病については「足が弱って、手の震えとかはないんですけど、足がもつれて、やっぱりこうずっと立ってるのも、しんどいような状態」と症状を説明しました。
リハビリについては「ストレッチです。筋肉をつけて、筋肉がもう足も細くなっちゃって、弱くなったんで」と現状を話し、「日々うちの中でもやっぱり機械を置いてやってます」と努力を続けていることを明かしました。
全盛期と比べた現在の回復度について「60%ぐらいかしら?」と語った美川さんですが、12月14日には名古屋の豊田市でコロッケさんとのジョイントコンサート、16日には長崎でのコンサートを予定しており「大丈夫ですよ。大丈夫じゃなきゃしょうがないじゃないですか?」と前向きな姿勢を見せました。
「もう病気したことないですから」と病気判明時のショックを語りながらも、「自分の選んだ道ですから、やり続けなきゃ、やっぱ意味ないですので」と決意を表明。最後に「ま、高市総理が働いて働いて働いて働いて働いて参ります(という発言があったが)、そういう気持ちでやっていきたいと思います」と語り、今後も活動を続ける意向を強調しました。
【担当:芸能情報ステーション】
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