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元宝塚トップスター紅ゆずる、車いす姿…“老婆”になりきる 東京都内なのに大阪ゆかりのキャストずらり

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2025-12-15 19:27
元宝塚トップスター紅ゆずる、車いす姿…“老婆”になりきる 東京都内なのに大阪ゆかりのキャストずらり
舞台『姫が愛したダニ小僧』公開けいこを行った紅ゆずる
 元宝塚歌劇団星組トップスターで俳優の紅ゆずるらが11日、舞台『姫が愛したダニ小僧』(来年1月9~18日、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ)の公開けいこを都内で行った。

【集合ショット】紅ゆずるら大阪ゆかりの俳優がそろう

 大阪の劇作家・俳優の後藤ひろひとが1998年に書き下ろした作品を、大阪国際文化芸術プロジェクトの一環でリバイバルする。大阪にゆかりのある俳優たちを中心に配役。紅をはじめ、水田航生、松井愛莉、平井まさあき(男性ブランコ)、浦井のりひろ(男性ブランコ)、山崎真実、桜庭大翔、梅澤裕介(梅棒)、丹下真寿美(T-works)、大路恵美、腹筋善之介、中村まこと、後藤、波岡一喜が出演する。

 老人介護ホームを訪れた夫婦が、自らを「すみれ姫」と名乗る老婆と出会い、若き日に恋した「ダニ小僧」に会いたいという願いに押し切られ、たわごとに付き合うつもりで施設から連れ出すと、その道中には「すみれ姫」が話す通りの不思議でおかしな世界が次々と展開して…というストーリー。

 公開けいこでは、紅が車いすで老婆になりきり「すみれ姫」を熱演。場所は都内となったが、キャストらは和気あいあいと関西弁混じりのコミュニケーションを繰り広げるなど、チームワークのよさをうかがわせた。

 後藤は「本作は98年に、大阪という土地のように、“発展しながらも、ハートは変わらない”という話をやりたくて書いた台本でした。今年は大阪・関西万博も開催され、大阪はものすごく変わっているんですが、その中でも変わらないものがあるなら、この作品を上演する価値があるなと思いました。毎日けいこしてみると、今だから伝わる部分もあるし、変わらないものはやっぱり変わらない。なので、今の大阪で見てくれるお客さんには、きっといろいろなものが伝わっていくと思います」と期待。

 紅は「最初は老婆なんですが、老婆の中で成長していくというか、現代の方々の新しいものを吸収しながら、ちょっと頼もしい気持ちになったり、そういう変化を見せていきたいです。ダニ小僧を愛する一人の女性としての成長物語として、深みが増していったらいいなと思っています」と意気込んだ。

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