
俳優の吉沢亮さん、横浜流星さん、李相日監督が16日、カンヌ監督週間 in Tokio 2025の映画『国宝』トークイベントに登壇しました。
【写真を見る】【吉沢亮】監督からの言葉に感謝「『国宝』という映画の中で歌舞伎役者になれた気がします」
吉沢さんは”公開から半年経って、熱が落ちないまま色々なプロモーションなどにも参加させていただいている日々で、本当にこの作品が、多くの方に広がっているんだなというのを実感している日々でございます”と挨拶。横浜さんも”初日舞台挨拶から半年経ち、また皆さんの前で『国宝』の話ができることをうれしく思います”と、感謝を口にしました。
カンヌ映画祭でのエピソードを聞かれると、吉沢さんは”カンヌといえば、映画の聖地というぐらい、映画人が憧れる場所で非常に嬉しかったですし、何も面白いことが出てこないこの現象が切ないんですけど、とにかく凄かったです”と、言葉にできない感動を伝えました。
映画『国宝』がここまで大ヒットしたことについて聞かれた李監督は”とにかくこの2人が美しければいいんだな。それだけじゃないけど、大事な要素だった”と話すと、吉沢さんは少し間を開けて、”まあ我々が美しいからですかね?”と、まんざらでもない様子。続けて、”ただ僕としては、こんなに多くの人に観ていただける作品になるとは想像していなかった”と、想定外のヒットを喜びました。
歌舞伎のシーンについて、吉沢さんは”当然、何10年と稽古してる本物の歌舞伎役者さんと比べると、あれになるのは不可能だって途中でわかっちゃったんです”と告白。横浜さんは”でも僕らがやる意味としては、実際の歌舞伎では様式美だからありえないけど、感情を宿すことをすごく大事にしてましたよね”と、演技をする上での心情を教えてくれました。
さらに、吉沢さんは”我々は、この1年以上の期間を、様式美として美しく見えるように頑張ってきたけど、本番で監督から「美しく見せようとしないで、喜久雄でやってくれ」って言われて、びっくりしたんです。でも、それのお陰で、この『国宝』という映画の中で、歌舞伎役者になれた気がします”と、監督に感謝していました。
【担当:芸能情報ステーション】
・「インフルにかかる人・かからない人の違いは?」「医師はどう予防?」インフルエンザの疑問を専門家に聞く【ひるおび】
・【全文公開】“ラブホテル密会” 小川晶・前橋市長の謝罪会見【後編】「どちらからホテルに誘うことが多かった?」記者と小川晶市長の一問一答(9月24日夜)
・「あんな微罪で死ぬことはないだろう…」逮捕直前にホテルで命を絶った新井将敬 衆院議員「この場に帰って来れないかもしれないけども、最後の言葉に嘘はありませんから」【平成事件史の舞台裏(28)】
