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横綱・豊昇龍、ダウン症の“弟”との約束明かす ライバル・大の里との取組は「燃えちゃう」

エンタメ
2025-12-22 15:55
横綱・豊昇龍、ダウン症の“弟”との約束明かす ライバル・大の里との取組は「燃えちゃう」
23日放送『今どきの相撲部屋〜横綱・豊昇龍の素顔~』に出演する豊昇龍(C)BS日テレ
 横綱・豊昇龍のドキュメンタリー番組『今どきの相撲部屋~横綱・豊昇龍の素顔~』が23日午後8時から、BS日テレで放送される。ダウン症の“弟”との約束や、ライバル・大の里との対決時の心境を明かす。

【場面カット】激しそう…立浪部屋の稽古の様子

 15歳で単身モンゴルから来日し、横綱まで上り詰めた豊昇龍。その日々を支えたのは、彼が「日本のお父さん、お母さん、弟」と呼ぶ久保田家の存在だった。

 特に、ダウン症の輝哉(テルチカ)さん、愛称「テッチ」とは本当の兄弟のように接する。お互いを「ビャン」「テッチ」と呼び合う2人には、横綱での優勝パレードカーに一緒に乗るという約束もある。

 番組では、2人が少年相撲道場で出会った5年前からの映像も公開。テッチへの指導や、一緒に食事をする無邪気な姿など、横綱の知られざる素顔に迫る。

 「俺が大関になろうと横綱になろうと(テッチには)関係ないもんな。態度が変わるわけでもないし」と語る豊昇龍。勝負の世界で生きる彼が「ビャン」でいられる、かけがえのない存在となっている。

 今年の大相撲を盛り上げた2人の横綱、豊昇龍と大の里。対戦成績は大の里1勝、豊昇龍7勝だが、実力は拮抗。豊昇龍は「大の里と取り組むときは燃えちゃうし、なんかちょっと違うね」と語る。番組では、体格で劣る分、気持ちで負けられないライバル対決の舞台裏に密着する。

 一方、「横綱はまだ早かった」というファンからの厳しい声も上がり、「負けちゃいけないと思って相撲取ると体がカチカチになっちゃう。自分の相撲もできなくなっちゃうし」とプレッシャーも初めて口にした。

 伝統を守りながらも時代に合わせて変化している現代の相撲部屋。番組では立浪部屋の日常を通じて、SNSの活用や体のケアなど相撲界の新しい風も紹介する。ナレーターは松村沙友理が務める。

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